ゲームや映画、小説には様々なタイプの殺人ロボットが出てきますが、皆さんはどの殺人ロボットが史上最高だと思いますか?
「io9」のチャーリー・ジェーン・アンダース記者が、読者に最もクールだと思う殺人ロボットへの投票を募りました。寄せられた意見の中から、多数の読者がプッシュしたキャラクターをいくつかピックアップしたので、以下で紹介したいと思います。
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■T800
言わずと知れた『ターミネーター』、『ターミネーター2」のアンドロイド。『T1』ではサラとカイルを無表情で執拗に追う殺人ロボットでしたが、『T2』では青年になったジョン・コナーから無闇な殺人は行わないようにと指示されているため、作中で人間を殺めることはありませんでした。
しかし、元々殺人ロボットとして開発されているので、殺人テクニックや知識は備わっています。献身的なまでにジョンとサラを守ろうとする姿も「史上最高の殺人ロボット」と言われる所以でしょう。「io9」のコメント欄に一早くに名前があがったロボットです。
■T1000
上と同じく『ターミネーター2』に登場する液体金属アンドロイド。人に擬態するとき、その対象者を必ず殺します。何度ダメージを受けても傷ひとつない完璧なボディで蘇り、サラやジョンを追いつめる様は観客を恐怖に陥れました。
物語が終盤にさしかかる頃の、ボロボロになったT800とT1000の対照的な姿は、T1000の圧倒的な強さを見せつけているかのよう。「io9」読者からは、指をチッチッチッと動かす動作(gif参考)が恐ろしさを倍増させたというコメントが寄せられています。
■キャメロン・フィリップス
『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』に登場するリプログラムド・ターミネーター。T800同様に、ジョンによって過去のジョンを守るためにリプログラムされています。これまでのターミネーターとは異なり、食べ物や飲み物を口にすることも可能で、バレエに興味を持つ等、人間らしいふるまいを見せます。シリーズ後半では、車の爆発に巻き込まれた際に元々の任務であるサラ親子抹殺を遂行するようにリセットされてしまい、付けねらうことに。
■The Genetic Lifeform and Disk Operating System(通称:GLaDOS)
『Portal』に登場するAI。最初はプレイヤーを誘導する親切なロボットに思えますが、徐々に言葉巧みに誘導し、殺そうと画策します。ゲーム終盤になると、殺そうと躍起になったGLaDOSの発言がエスカレートしていきますが、どこか憎めないのは嘘がもろバレだからかドジッ子だからか......。
■HK-47
『Star Wars: Knights of the Old Republic』や『Star Wars: The Old Republic: Revan』を始めとするゲームシリーズ等に登場するヒューマノイド型殺人アンドロイド/プロトコル・ドロイドです。昆虫の頭部を持つKH-47は、有機生命体のことを「ミートバッグ」と認識しており、見つけるとブラスターを発射します。ターゲットを執念深く追い回すため、プレイヤーから非常に恐れられる存在です。
2003年にComputer Gaming WorldでNPC・オブ・ザ・イヤー、2004年にはGame Developers Choice Awardsでオリジナル・ゲームキャラクター・オブ・ザ・イヤーを受賞した実績もあり、広く愛されているキャラクターでもあります。
■ガンスリンガー
『ウエストワールド』のガンスリンガーです。レジャーランドの壊れたアンドロイドであるガンスリンガーは、観光客を攻撃し始めます。人間の管理下にあるはずのロボット達が、予測不可能な行動を起こすのは恐怖そのもの。管理側がパワーを落としても、予備電源で動き続けたり、感情を見せずに執念深くターゲットを追う姿も不気味です。
「io9」のコメント欄には他にも様々な殺人ロボットが画像付きで寄せられています。気になる方はチェックしてみてください。
[via io9]
(中川真知子)
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