人は生まれて来る場所を選ぶことはできない。真夜中に米軍機が不気味な灯りを明滅させながら我が物顔で低い空を飛ぶあの町で育っていなかったら僕は、大人社会の矛盾に振り上げた拳を降ろすことのできない、子供のような青臭い理想論を歌い続ける人間には、なっていなかったかもしれない。
草の根広告社
「この悔しさが伝わらないのはどうしてだろう。」
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コメント
コメントを書く何事も、他人事のように考える人が多くなってきましたね。関わりたくないという考え方なのかもしれませんが。
基地問題のみならず、原発、領土などもみんな他人事のように意見を言う人が多いように思います。
現実問題を受け入れ、政治・外交的にも含め、もっと深刻に国民問題として考えていかなければならないのではないかと思います。
という私もどこか他人事として考えているのかなと…
>>1
基地問題なら基地がある町の人、原発問題なら原発がある町の人、領土問題なら最前線の町の人とそうでない町の人とでは深刻さに違いがありますよね。今はそういう地域差だけでなく、格差もある。日本人がひとつの問題に関して同じ答えを出すのはもう無理だと僕は思います。だからこそ世界的に国政よりも地方自治を重んじる時代になっているんだなと。EU脱退で分断したイギリス然り、トランプで分断しそうになっているアメリカ然り。日本も近い将来小さい自治体ごとに別れるような気がしていますし、その方が健康的なんじゃないかなと。