義母に訊いた。
「子育てで一番心掛けたことはなんですか?」
義母はこう答えた。
「色々あるけど、一番は子供が学校から帰った時にいつも家にいるようにしてたことね」
1990年代の話だ。
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おはようございます!
子育てでこころがけることは、「子供たちが学校に帰ったとき家にいるようにする」。
共働きが増えたとしても、今もそう思っている人がほとんどじゃないですかね。仕事をしていても、学校から戻ってくるまでには帰宅するー。という友達の話はよくききます。
私は片親のせいもあり、母は家にいませんでした。私の主人も経済的理由で、夜遅くまで働く両親だったらしくこちらも不在。
いないのが当たり前な家庭に育った二人なので、何かあったら自分で考えて解決していました。
ただ、思うのは、親がいなくても寂しくなかったこと。帰宅したとき、居場所があったこと。例えば近所のおばさんとか友達のお母さんとか、お店のおばさんとか、公園でひなたぼっこしているおじいちゃんとか、家族じゃないけれども、安心できるご近所さんや顔見知りの人が面倒を見てくれていたような気がします。
おかげで二人とも、いろんな大人にかこまれて、
曲がらずに育ちましたよ(笑)
親になり、出産以外はずっーと遠い都会に働き続けている私です。何かあっても、顔色も話もすぐにきいてあげることはできません。でも、自分もそうだったようにたくさんの大人たち、ご近所さんとのコミュニケーションをはかって、みんなで子育てしてもらえるような環境を作るということです。親以外の頼れる居場所を子供たちにつくること。
だから、母乳男子もいてもいいし、母親が煎餅を食べて待っててもいいし、とにかく、子供たちを陰ながら見てくれる誰かがいてくれることが大事なんじゃないかなぁーと思います。
私の母は専業主婦でした。だから、学校から帰ってもいつも母はおかえりと言って出迎えてくれました。昭和の頃のお話ですが。
私は未婚だし子供もいませんが、周りには両親共働きというご家庭が多くあります。お子さんが帰宅したら、おばあちゃんやおじいちゃんが出迎えててくれる家庭や、誰も出迎えてくれない家庭、いろんな家庭があります。
どんなご家庭であっても子供はちゃんと成長していくんだなと思うこともあります。
助け合う事が出来る環境、人間関係があれば、人は前に進んでいくのかなとも思います。お子さんたちもきっと前に進んでいけるのではないかと。
うちの母も、私が小2になるまでは専業主婦でした。
小学校に慣れるまでは、帰ったとき必ず家にいてあげたかったそうです。
その後パートを始めましたが、
学校が終わるまでには帰る時間で働いていたので、
土日に出勤のとき以外はだいたい家にいて、
帰ったら1人という寂しさはそんなに感じませんでした。
だからなのでしょうか、もし子供が生まれたら、小学校にあがるまでは、専業主婦でいたいなー、という気持ちがなんとなくあります。
「仕事」はどんな重要なポジションにいようと、結局代わりになる人はいくらでもいるけど
「母親」は代わりのきかないものだと思うので、
できる限り子供最優先にできたらいいな、と思っているのですが、
現実的に、夫婦で働かないと家計が厳しいとかそういう事情もあるでしょうし、
何が正解かは、それぞれの家庭で見つけるしかないのかもしれませんね。
>>1
どんな環境でもどう育つかは子供次第なんだなという気が今はしています。親が溺愛しても非行に走る子は走るし、親がなくともちゃんと育つ子は育つ。大事なのは何かあったときのリカバリー力なのかなあという感じがしています。
>>2
孫悟空の一行が旅をしていたのがお釈迦様の掌だったという話を思い出しました。自由にさせているようで実は親の掌の上だった。みたいな感じが理想なのかもしれません。
>>3
何千年も続いている子育てですが正解がないがゆえにみんな失敗したり成功したりしているんでしょうね。