• このエントリーをはてなブックマークに追加
「口笛の子守歌」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「口笛の子守歌」

2016-12-14 07:00
  • 4

 子供の頃、空を見上げて口笛を吹くと、鳥になったような気持ちになった。規律を重んじる群れを離れ、風の吹くまま、気の向くまま、自由に空を舞う名も無き鳥のような。そこには孤独や淋しさ、虚しさも同時につきまとっていた。そして、溢れ落ちる涙を必死で堪える強がりも。

 
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

私も子供の頃、口笛が得意でした。弟ばかり可愛がる母親の関心を引こうと、余計なことをしては叱られ、しまいには拗ねて家を飛び出し、そして、そんな時は決まって近所の公園のブランコに乗りながら口笛を吹く。そんな何十年も昔の切ない光景を、ふと思い出してしまいました。

口笛が吹けるようになった人は、口笛など吹こうと思ったこともない人を自然と探し求めるのかも…。

No.1 96ヶ月前

口笛、心地よい子守唄になっているのですね。
口笛は心の隙間を埋めてくれる、わかるように思います。私も集団生活が苦手で、よく口笛を吹いていました。寂しさを埋めるものと思って吹いていたのではありませんが、今思えばそうなのかと。

No.2 96ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>1
確かにブランコにも口笛は似合いますね。

No.4 96ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>2
言葉にならない独り言、なのかもしれませんね。

No.5 96ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。