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「家族写真」
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「家族写真」

2017-05-31 07:00
  • 16
 週末、妹の結婚式で半年ぶりに会った父からカメラを譲り受けた。コンタックスTVSというフィルムカメラで、父が持っている中でも一番の高級品だ。レンズはドイツのカールツァイス。1993年に定価二十万円で発売されたものでデジタル全盛の今でも中古市場ではフィルムカメラの名機のとして取引されている希少なものだ。
「最近使ってなかったから」
 愛おしそうに箱から出したそのチタンボディは24年経っているにも関わらず、傷ひとつなく輝いていた。
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他6件のコメントを表示

小原さん お誕生日おめでとうございます。 妹さんのご結婚も重ねておめでとうございます。

私は母も父も亡くしましたが、子育てもそろそろ終盤に差し掛かる今思うことは、大切なことは両親から教えてもらっていました。もちろん悩みながら育ててきましたが、子供に伝えたいことの信念みたいなものはゆらいだことは無く、それは両親が愛情をもって育ててくれていたからだと思えるようになりました。

自分がその立場になって気付くことって本当に沢山ありますね。。

No.8 83ヶ月前

遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。そして、妹さん、ご結婚おめでとうございます。
フィルムカメラ、いいですね。私も子供のころ、父によく撮ってもらいました。
お父様から受け継がれたフィルムカメラで、また新しい家族を取り続けてください。そして素敵な思い出をたくさん作ってください。

No.9 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>1
ありがとうございます。「遺影を取って」と息子に頼む母の言葉に色んなことを考えてしまいました。ところで、他の方は遺影ってどうしてるんでしょうね?

No.10 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>2
結婚式は本人たちの為というよりも、両親を始めお世話になった人たちの為に挙げるものだということを改めて思い知りました。

No.11 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>4
娘のおかげで家族のコミュニケーションが円滑になりました。本人はたくさんの方に抱っこされて疲れ切ってましたが。

No.12 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>5
親って「親」という仮面をかぶっていて、本音をほとんど話してくれてないのかもしれないなと感じますね。自分たちの過去も含めて。

No.13 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>6
そうなんですよね。自分の子供の頃の写真の新しい見方に今回気づかされました。

No.14 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>7
ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

No.15 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>8
何事も自分がその立場にならないと絶対に見えないことがありますよね。百の想像より一の体験と言いますか。

No.16 83ヶ月前
userPhoto 小原信治(著者)

>>9
フィルムの方が肌感がやさしく出る、と父は言ってました。本人の感覚的なものだと思いますが、デジタルは好きじゃないみたいです。

No.17 83ヶ月前
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