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台風による雨で延期になっていた棚田の稲刈りに参加した。1度は水を抜いてひび割れるまで乾いていた田んぼの中には雨で再び泥濘んでしまっていた場所もあった。そういう場所には重量のある稲刈り機は入れられないので機械を運べない場所の田も含めて手刈りになる。
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父親が子供の頃、コンバインではなく手で刈って干していたと言っていました。昔は田んぼを持っていたので、田植え、稲刈りは家族総出でしていたそうです。刈り取って干したお米は甘くて美味しいんだと言っていました。
産業機械が発達し便利な世の中になり、需要を満たす供給が可能になりました。その結果、昔ながらの家族総出での作業を見ることもなくなり、核家族化、過疎化が進んでいったように思います。
小原信治(著者)
>>1
天日干ししたお米は甘いんですよね。うちは小規模農家さんから直接買っていますが、市場に出回らない家族米のおいしさがブランド米に勝ると思うのはそこにもあるんでしょうね。