閉じる
閉じる
×
消費に幸せを感じる時代の終焉を強く感じ始めたのは2008年の年末。リーマン・ショックから三ヶ月が経った師走のことだった。大晦日に日比谷公園で開設された炊き出しに長い行列ができていた。多くは派遣切りに遭った人たちだった。同世代と思しき人も少なくなかったと記憶している。
東京で暮らしていた。毎日のように外食していた。自分も彼らと同じように金がなければ、すなわち仕事がなければ生きていけない生き方をしていることに強い危機感を覚えた。
翌年から仕事を絡めて千葉で農業を始めた。「食べるものを育てていれば食べる為に働かなくても生きていける」ことを知った。食べるものを供給する側に回れば資本主義社会の構造そのものも変えてしまえることに気づいた。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になれば入会月以降の記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
草の根広告社
更新頻度:
週3回(月水金)
最終更新日:2024-10-02 07:00
チャンネル月額:
¥330
(税込)
ニコニコポイントで購入
当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
-
次の記事これより新しい記事はありません。
-
前の記事2024-09-30 07:00:00「夢に縛られるか、夢に齧り付くか」