ビーチサンダルが嫌いな子供だった。
そもそも人前で裸足になるのが嫌だったのだ。友達のみならず、家族の前でも。はっきりした理由は分からない。けれど、とにかく裸足が嫌だった僕は、真夏でもソックスを履いていた。つまり、年中靴で過ごしていたわけだ。
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ビーサン、文字通りビーチで使うものであって都会のアスファルトには似合わないと私も思います。
サンセットのビーチいいですね。
見栄と言うよりも、何にかから自分を守ろうとしているように思えます。それが何なのかわからないし、意識的なのか、無意識的なにかもわからないですが。
かつて海辺で、商店街に卵屋さん、肉屋さんが並んでいた町に暮らしています。今は埋め立てられた上に駅ができ、ショッピングモールが立ちならぶ町の姿を見ながら、草の根広告社を読むと、「何を手に入れたんだろう」「何と戦っているのだろう」と思います。
それが見栄なのでしょうか。
ビーチサンダルの似合わない町になりました。
まさに TPOじゃないでしょうか。
普段 ヒールやスニーカーを履いている私もビーサンで過ごせる場所に行きたくなりました。(笑)
ありとあらゆる色、ありとあらゆるサイズのビーサンがあって、尚且つ自分好みにオーダー出来るお店。頭の中で想像しながら、とても好奇心がそそられました。何より、150年も続く老舗と聞いて、ビーサンはそんなに前から存在していたんだという驚きで一杯に。
読み終えて、げんべい商店さんに行ってみたいなぁ、ビーサンで裸足の解放感を味わいつつ、履き潰すまで履いてみたいものだなぁと、淡い願望がふつふつとわいてきました。
ここで登場したお店や場所をいつか巡ることが、私のささやかな夢でもあります^^
白いビーサン、よくお似合いです(^^)
以前のお話に出て来たお肉屋さんや映画館もですが、小原さんの周りには素敵なお店が沢山!
きっと、小原さんはそういうお店や場所を見つけるのが上手なんですね。