・政府は23日、生前退位の意向を強くにじませた天皇陛下のお気持ち表明を受け、新たに「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を設置すると発表した。

「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」メンバー

今井敬・経団連名誉会長

  小幡純子・上智大法科大学院教授(行政法)

  清家篤・慶応義塾長(労働経済学)

  御厨貴・東大名誉教授(日本政治史)

  宮崎緑・千葉商科大教授(国際政治学)

  山内昌之・東大名誉教授(国際関係史)

  座長に今井氏を充てる方向だ。

・何故、このメンバーか。

 答えはすごく簡単である。政府の方針をもっともらしい理屈をつけた答申をだしてくれ

るからである。専門的知見があるからではない。恒久的雰囲気を与えてくれる井戸端会議、そして結論は安倍氏の意向そのものでしかない。

・朝日新聞は次の解説をつけた。

 「いずれも政府の有識者会議や審議会などの常連のメンバーだ