北朝鮮がミサイルなど日本、韓国に向け発射する手順は次が想定される。
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北朝鮮が、核実験、ミサイル発射実験で許せない新たな行動をとる、
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米国は中国に対し、働きかけを依頼しており、これが今や機能しないと米中で確認する
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米国が北朝鮮に軍事行動を開始する、ないし必至である、
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これに対して北朝鮮は報復として、韓国、日本に対してミサイルを含む攻撃をする。
いずれにしても、北朝鮮が韓国、日本に対してミサイルを含む攻撃をするには、。3の「米国が北朝鮮に軍事行動を開始する、ないし必至である」が不可欠である。では今、米国でどれだけ、北朝鮮攻撃熱が高まっているか。日本では、例えば朝日新聞は、「米空母と海自、西太平洋で共同訓練 北朝鮮牽制を狙う」が一面トップである。
米国主要紙のウエブ版を見てみよう・
・NYT:10のトップ記事中軍事行動関連記事なし。北朝鮮関係については、新たな米国人拘束
コメント
コメントを書く孫崎さんの今回の指摘は、的を外れているのではないか。
地理的に日本より近い位置にある韓国が、日本より攻撃の可能性を極度に低く見ているというのであれば、日本国民、マスコミが異常ということができる。米国人、また、マスコミが、ミサイルが届くか届かないかわからない状況で、日本人、マスコミの危機意識より低いのは当たり前である。もし、仮に同じ北朝鮮現象がメキシコであれば、もっと早い段階で、米国は決着をつけていたでしょう。
北朝鮮が、日本の基地強化を後押ししているのではないかという現象が続いている。
1月宮古島、2月浦添、4月うるまと、続いている沖縄市長選で、自民「チーム沖縄」が、翁長知事「オール沖縄」に3連勝中である。どうして、日本のマスコミは、この現象を大きく取り上げないのであろうか。北朝鮮を批判することによって、マスコミは日本の軍事強化が必須と考えているのでしょう。
トランプ大統領は、日本が対米従属に徹しているように、北朝鮮が中国に従属していると思っているのかも知れない。
だが現実は、習近平の手には負えない状態になっている。
中国が北朝鮮を説得できない場合、米国が何もせずに撤退することはできないし、攻撃を仕掛けたら国際社会の反発を受けてしまう。
そこで登場するのが自衛隊だ。
戦争の恐ろしさを知らないで、戦争大好きな安倍晋三が、「今こそ駆けつけ警護」と考えて、何をしでかすか解らない。
北朝鮮の反撃も、同じ民族の住むソウルではなく、第二次大戦の恨みのある東京に向くはずだ。
日本政府は、ミサイルが発射されたら丈夫な建物に避難しろというが、ミサイルの恐ろしさをあまりにも過小評価している。ビルを破壊できないミサイルなど、存在しないのだ。
平和ボケの政府を信じてはいけない。
北朝鮮がここまで世界に向けて突っ張るのはやはり悪女の深情けというか、米国にそのまんま、つまり、サウジやイスラエルみたいに丸ごと抱えてもらいたいと思っているのではないでしょうか。なしさんの言うことが説得性を帯びて来るから不思議です。もしそうなら、北朝鮮はアホですな。米国が仮に北朝鮮の意向に沿うような方向で動くことが起こりそうなら、直ちに中国人民解放軍が北朝鮮をあらゆるコストをかけて占領すると私は思うのです。そういうことが北朝鮮のトップには想像出来ないみたいだ。
トランプはどうもブラーフやペテンが得意みたいだ。その延長線上でトランプにとってここは智慧の見せどころ。「そのまんま」北朝鮮の面倒を見る方向で合意すれば良い。すると必ず中国が全てを賭けて北朝鮮を攻撃する。そして金三代は崩壊する。この程度の罠がどうしてかけられないのだろう。この程度でもトランプには高度すぎるか?西太平洋とか日米が駆逐艦と航空母艦の団体演習をしているみたいだが、お金の無駄使い。軍需産業が儲かるだけだ。日本のメデイアが騒ぐのは仕方ない。新聞は売れるし戦争遂行政府も喜ぶ。情けない話だ。
>>4追加
米国と北朝鮮の緊張は年中行事でチキンレースと呼ぶ人も多い。この行事で儲かるのは軍需産業。そこからアンダーテーブルが金家にも渡りトランプにももたらされると勘ぐりたくもなるのですよ。中国の言う通りいい加減にしろよと私も言いたくなる。