A:事実関係 首相動静
23日都議選告示。同日選挙戦始まる。24、25両実土、日と選挙戦が最も活発に行われた日である。これらにおける首相動静。
6月25日(日)、終日、東京・富ケ谷の自宅で過ごす。
6月24日(土)10時42分、神戸市の理化学研究所多細胞システム形成研究センター。
11時48分神戸「正論」懇話会会員との昼食、講演。
4時31分、羽田空港着。
5時41分、東京・富ケ谷の自宅。
(注:24日、告示後初めての週末。自民党下村都連会長、公明党山口代表、共産党志位委員長、民進党蓮舫代表ら応援演説)
6月23日
10時25分、那覇空港(行事)
3時6分、全日空766便で同空港発。
4時時40分、伊丹空港。
5時23分、神戸市灘区の神戸製鋼所の神戸製鉄所・石炭火力発電所。視察。
7時5分、同区のKOBELCO摩耶ゲストハウス。川崎神戸製鋼所会長兼社長らと食事。9時35分ホテ
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秘密保護法・戦争法・共謀罪では「丁寧な説明を果たす」と約束しながら、一言も説明できない。国会の説明で国民が理解できないのは、ウソの答弁を繰り返していたからだ。そして森友学園や加計学園では、自分自身や愛妻に疑惑が掛かっているのに、疑惑を晴らそうとしないのは、「本当のこと」を言ったら、朴槿恵と同じ運命になるためだ。こんな不正がまかり通っていることは、日本に民主主義の政治ができていない証拠だ。
そんな情況で、国民の前に姿を見せるほど、強い度胸は持っていないのだ。何しろ、乳母日傘で育った世間知らずのオボッチャンなんだもの。
国会の審議の場に出られないだけでなく、国民の選択の場にも出られない。国会が怖い、選挙民が怖い。
主張をしたくても、どうりが通らない、「二枚舌」を使うしかない状況に追い込まれている安倍首相の姿は、みじめである。
安倍首相以上に哀れなのが、民進党である。蓮舫代表の演説を聞いていると、自民党と戦っているのでなく、小池氏と戦っているような印象を受ける。自民党の票は取れない。民進党にあった票を何としても都民ファーストに逃げていくのを食い止めたいと必死になっている姿は、滑稽である。民主党をつぶし、自民党に禅譲したような選挙を実施した野田氏が幹事長では、民進党を支援していた人たちが、自民と都民ファーストににげていくのは当たり前です。何としても民進党が惨敗することを願っている。どん底に落ちてから、再起ができるでしょう。どん底に堕ちなければ、再起できない。
アベノミックスと呼ばれる撒き餌はお金の臭いに弱い多くの国民を惹きつけ引き寄せるのに一定の結果(憲法を恣意的に解釈した集団的自衛権の確立、共謀法等々)を出した。しかし、撒き餌は撒き餌。再生不能。原資は庶民の税金。もう行き詰まっている。
安倍晋三氏の本願たるべき「軍国日本」は遠のいた。金の臭いに反感を持ち、平和を愛する庶民には好ましい傾向だ。
> 異常でしょう。
仰る通りですが、本人にその自覚はないでしょう。
異常事態というより もう人格そのものが異常。もし自覚があるとしたら、これまでの幾多のまともでない言動に説明がつきません。
ですから-これだけ無知/無法/無能/無徳の みっともない「4M首相」だと世間の目に焼き付けられ、さすがに大衆の視線に怖気づいている-ということでもない。
むしろ本人はヤル気満々で つば広の軍帽に軍服、胸にいっぱい勲章ぶらさげ、アキレス腱に矢を突き刺した格好で演説ぶつ気でいたのでないか。それが「安倍隠し」に至った真相であろう。
もとい、天木直人氏曰くの「(自民が)負けても総理を辞めるつもりはなく、居直るつもりなのだ」だとすれば、何をか言わんやである。
民進党にはもともと右への広がりがあったのですが、現執行部になってから長島昭久議員の離党に象徴されるように、右よりの人たちの居場所が狭い政党となり、都民ファーストに投票するような人たちの支持を失う結果となっています。
なお、「共産党との選挙共闘」が長島議員離党の直接の引き金です。
http://www.huffingtonpost.jp/hiroyuki-abe/akihisa-nagashima-disengagement_b_15926790.html
都民ファーストに投票するような人たちというのは、自民党や公明党はきらいだが、かといって共産党に投票はしない人たちですね。
ではなぜ民進党の現執行部が「共産党との選挙共闘」まで考えるほど民進党が追い詰められているのかというと、そこには小沢氏の影なんかも感じますが、なんといっても安保政策において民進党が主張し実現てもいいような政策を安倍氏・自民党が主張してそこに対立軸が見いだせなくなったからですね。
http://agora-web.jp/archives/2026802.html
今後の国政における政界勢力図がどうなるのかは私などには不明ですが、注目すべきは、安倍首相の「(安保でも経済でも)リベラル路線」にあきたらない人たちの数が徐々に増えているようにみえるところです。孫崎さんはじめここの人たちは、安倍氏を許しがたい極右と考えているわけなので気づきにくいかも知れませんが、民進党がこのままだと、国政において「安倍氏よりさらに右」の路線が頭角を現してくる可能性があるとおもいます。
「総理のご意向」の政策への反映について、興味深い一例をどうぞ。
福田首相が、学習指導要領に主権と領土に関する文言を入れるのをつぶしたという話です。
https://www.youtube.com/watch?v=M6dhO9IpDU0&feature=youtu.be&t=46m13s
なおご存じとはおもいますが、青山氏は自民党所属の国会議員で安倍氏と近いといわれています。ただし言ってることが事実かどうかというのは、そういう価値観とは別の話ですので、謙虚に耳をかたむけるべきだとおもいますね。
ところで、前の前の記事、
【前川前文部次官の会見での官邸―報道関係批判。「私に対する個人攻撃だと思われる記事が5月22日の読売新聞に掲載。私は個人的には、官邸の関与があったと考えております。私以外の人にも起きているとするならば、これは大変なこと。警察国家化の危険」(リテラ)
2017-06-24 00:36】
についたコメントを読んで、下↓のことを書いておきたくなりました。
ここにはまさか、まだ加計学園問題が「大学設置が適正だったかどうかと言うはなし」「立派な官僚が義憤にかられたはなし」だと思ってる人はいないとおもうんですが、もう一度、「本質は権力闘争」「朝日新聞は安倍おろしに大学設置や官僚を利用している」「前川氏らもそれにのっかっている」「愛媛のことを朝日新聞も民進党もぜんぜん気にしてない」という原点を確認なさったほうがよろしいかとおもいます。そこをはき違えると、バカにみえます。
自民党、検察特捜部、マスメディアが
寄ってたかって小沢一郎を悪玉するという大掛かりな印象操作をした時、この国の民主主義に疑問を感じた。民主党の変節が安倍政権を産んでしまった。安倍政権は、保守というよりラディカルな右翼、右翼革命まがいに公約なしに政策を実現。真の右翼かは怪しく対米従属路線を進める。野党がだらしのないと言われるがメディアの責任は大きい。シナリオ通りの記者会見、記者クラブメディアは緩い質問、しかも予め質問内容を伝えているため首相はプロンプターを見ながら回答。フリーなど他のメディアは排除して政権を擁護。こんな政権長続きてよいはずはない。前川氏もメディアと権力について言及したが、ほとんどのメディアがスルーした。