私はジョギングを約45年続けてきた。過労か、足の親指の周辺に異常をきたし、今はジョギングを中断し、皇居周辺を歩いている。急にウオーキングに関心が出た所で、ソル
ネット著『ウォークス』(左右社、4500円)に出合った。ソルネットは雑誌「ウトネ・リーダー」誌が「貴方の世界を変える25人の思索家」に選んだことがある。
この本は517頁もある。
彼女は指摘する。「徒歩移動はいつでも、目を楽しませ、目に入るものについて考えることを楽しみながら、新奇なものを既知の世界へ回収していく活動だ」この本もそういう本だ。目的地に早急にたどり着くつくことを求めていない。徒歩にまつわる様々な現象を紹介している。
徒歩に向かう動機にはいろいろある。通常、健康との関係で、徒歩が評価される。英国の貴族は徒歩を行うために英国式庭園を造り、領地を拡大した。他方英国では、産業革命後、都市の人々は劣悪な環
コメント
コメントを書くみたもの聞いたものを、過ぎゆくものと考えるのでなく、一時の位として心の奥に、体験事実として、巻き取っていくと、心が豊かになるということでしょうか。
人間って二足歩行する動物であり、年を取るにつれて、歩くのが、おっくうというか困難になっていくのでしょう。
孫崎さんと同じように、ジョッギングをしていたが、足を痛めることが多くなり、65歳ごろから、ウオーキングになり、毎日一万歩は歩くように努めている。一年ぐらい前から、足がカサカサになり始め、クリームを塗ったり、指圧、マッサージなどして足をいたわっています。
毎日、時間によって変わる、時期によってさまざまな姿を見せる富士山を見ながら、歌謡曲を聞きながら、声を出して歌いながら、歩いています。カラオケはタバコのにおいにいたたまれない。昔は30本ぐらい吸っていたのですが。立場が変われば、全く違った意見になる。
毎日見ている同じ富士山でも、時、場所が変われば違った姿を見せるのであり、事物に同じ現象を保てる物などないことを教えられる。
自然相手の書物で、面白そうなので、購入してみよう。
「歩く人々の歴史に触れて・・・」「なにせ、517項。見渡すものは山のようにある。」←引用。 ゆったりと楽しみたい。(希望) 興味しんしん! ゆっくりしたら。。。ゆっくりと。。。と、手に入れたものの積ん読く状態が増えるカナ。
私は学生時代、京都に進学した友人を訪ねたあとに
自分が住む名古屋まで歩いて帰ったことがあります。
交通費を節約するために。
学生のすることですね。
いやほんとにあれは比類のない体験でした。
「目に入るものについて考えることを楽しみながら、
新奇なものを既知の世界へ回収していく作業だ」
本当にその通りでした。
私の場合は、加えて猛烈な足の痛み。
米原あたりで痛み始め、大垣くらいまで地獄の苦しみ。
こりゃ、とても名古屋までは,,,思ったのですが、痛みって
結構折り合って仲良くできるのですね。
愛知県、の標識があれほどの感動を与えてくれるとは。
「翼よ」のリンドバーグもパリの灯を見てこんな気持ち
だったかと思ったものでした。
追伸、翌朝は全く歩けず、何かにつかまらなくては
立ち上がることさえできませんでした。
ふつ日、学校を休んだと記憶しています。
値段に怯んで図書館チェックしましたら20人待ち!
孫崎さんのこの記事だけで十分読みたい気にさせられましたが、巷には書評自体を「作品」にしようとカッコつけて、読む気を失くさせる評も多い。
とある国で新しい冷蔵庫を注文したら、人が背負って40分歩いて届けたそうです。
客が入る演者しか呼ばないイベント、売れるモノしか作らないメーカー、数字取れる番組しか作らないTV局、回転率上げることだけのフランチャイズ店、それらに集る薄っぺらい偏執病タイプを増殖させるだけのネット...最近 孫崎さんがツイートされた ひと言「政治家の質」も、こうした社会背景が大いに影を落としていると思います。
症状は違いますが私も昔 足の親指を怪我し、放っておいたら みるみる化膿してトンデモナイ目に遭いました。悪化しないよう くれぐれもご留意ください!
英語でも大丈夫な人はペーパーバック1072円。
キンドル1100円。
wanderlust.
日本語版は英語版との価格差にひるむが、なんと
いっても読みやすい。
わたしは中古がもう少し安くなるのを待とうか。