安倍首相の危険性はある場面で該当するものを、別の局面であたかもそれが該当するかの様な発言をすることである。

例えば、一対一の人間同士がピストルを持ち、撃ち合う事態を想定したら、先制攻撃は圧倒的に優位である。

しかし、それは日本が置かれている安全保障環境には該当しない。

北朝鮮は日本を目標としうる中距離弾道ミサイル・ノドンを200発から300発実戦配備している。500発程度という報道も出ている。これらは簡単に破壊出来ない山中に置かれたり、移動式であったりして破壊は容易でない。日本が先制攻撃できる状況を作ったとして、3発5発位破壊出来て大成功だろう。その時北朝鮮は残りの197発、297発をどうするか。当然日本の、政治、経済、社会の中心地に撃ってくる。

被害を比較しよう。

北朝鮮の被害:ミサイルが数発破壊される

日本の被害:政治、経済、社会の中心地が攻撃される。