朝鮮半島問題は「平昌後が正念場」、それは事実である。
そしてその緊張時に、北朝鮮がミサイル実験や核兵器実験を行う可能性も十分ある。
但し、過去の動向、各々の当局の発言を見れば、「北」の仕掛けで始まるのではない。米国が米韓軍事演習を行い、北朝鮮政権の転覆、、首脳の斬首等を目的とする、しかもそういう作戦であると意図的にマスコミに、流し、北朝鮮がこれに反応して、ミサイル実験や核兵器実験を行うのである。
安倍首相の発言は常に事実の一部のみを伝え、全体として歪んだ印象を与えることにあるが今回も同様である。
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参考:北が挑発行為の可能性「平昌後が正念場」…首相(03月01日、読売オンライン)
安倍首相は1日の参院予算委員会で、北朝鮮情勢について、「平昌ピョンチャン五輪・パラリンピック終了後が正念場だ」との認
コメント
コメントを書く安倍首相の日本の対応がいいか悪いかを国民に問えば、安倍首相を支持する声が多いでしょう。米国と歩調を合わせることに国民的異論が出ないということでもある。
韓国の文大統領が、あくまでも対話で解決したいということであれば、韓国の覚悟が不可欠ではないか。問題は南北の統一の姿をどのように描いているかである。
北が核放棄せず統一するのであれば、韓国が軍事的に政治的に北朝鮮の管理下にあって、中国と香港の関係のように経済的特区的国家になることである。韓国民が受け入れるとも思えない。また、米国、日本、中国、ロシアが受け入れるかである。米国は日本の核保有を主張するであろう。
国際社会が北の核保有を受け入れなければ、北は核放棄しなければならない。米韓軍事演習を実施しなければ、核を進化させる時間稼ぎを許すだけで、事態は何ら変わらない。圧力は不可避ではないか。対話対話といいながら、協調路線ばかり強調し解決策を提示しない文大統領は、無責任ではないか。
北朝鮮が米国と戦争をした場合、北朝鮮が勝てる可能性は万に一つもあり得ない。
そんなことは金正恩だって承知している。
だから北朝鮮が「挑発」なんてするはずはない。
ミサイルや核実験をやっているのは、米国を攻撃するためではなく、「攻めてこないで!」という訴えであり、反撃能力を磨いているのだ。
安倍晋三クンには、この程度の洞察力もないのだろう。
嘆かわしいことだ。
安倍氏は米国の戦争屋より更なる前衛を務めて居るように私には見えます。彼の挑発行為という曖昧な単語が何を意味するか分かりませんが、北のロケット超高空飛行実験を言うのでしょうか。そうなら「実験したら許さないぞ」という反社会的集団の脅しのように私には聞こえます。加えて、日韓米合同艦隊に日本海北朝鮮近海で大軍事演習をさせたい願望が見え隠れしていますね。彼の舌鋒には金氏とトランプ氏の幼児の口げんかの際にトランプが吐いた口調に近似しています。幸いかな、金氏から安倍氏の言に反応らしきものを示していないし今後も無かろう。
因みに、朝鮮戦争が北からの先制攻撃で始まったというのが日本では定説だが、世界のインテリゲンチャーは李承晩ではなかったかと疑っている。私もそう思うのだが、正直のところ分からないというのが実相ではなかろうか。米国の歴史学者ブルースカミングスは「朝鮮戦争論」を著し、「東京駐在のマッカーサーに最初に飛び込んだ電話は南が北に侵攻したというものだった」と書いている。
続く
山口薫「公共貨幣:で新国生み。
>>3
続き
米国では朝鮮戦争のことを当局が反省すること自体が今も尚タブーだ。それはそうだろう。福岡の板付から北爆を果敢に行い北の全ての町を焦土化したにも関わらず何の成果もなかったのだから。おまけに韓国の一般人からも憎まれたのだからたまらない。
安倍氏の唱える正念場というのは一体何なんだろう。米国が日本軍の牙を抜きいとも簡単に抜き武装解除した如く北朝鮮軍から核兵器を抜くことが出来ると思っているのだろうか。
日本が北朝鮮と向き合う場合、最も大事なのは彼らに核を使わせないようにするにはどうすれば良いかを考えるべきだと思う。文政権はそういう賢い方向に向いていると思われる。安倍政権もそれを手助けする方向に汗を流すべきだと私は考えている。
まさしく米・傀儡国 首相の真骨頂。
オリバー・ストーンのインタビューでプーチン曰く-
「ロシアは主権を持った独立国であり、それにはリスクが伴いますが、同時に大きな強みもあります。何故なら、本当に主権を行使できる国はほんの一握りしかなく、他の国は「同盟国の義務」という重荷を負わされるからです。現に、そうした国は自らの意思で自らの主権を制限しています」
これが外からの目にはっきり映る日本の姿だろう。
こうも言っていた-
「欧州でも米国でも人々の考えは様々です。25年、30年、50年後を見据えている人もいる。彼らは将来立ち現れる課題について考えており、ロシアに対する考え方も主流派とは異なります。
一方では、年がら年中 選挙に明け暮れている人々もいて、彼らは自らの利己的な政治利権のことしか頭にありません」
たとえ建前でも公然とこんな風に語れる政治指導者がいつか日本にも現れるのだろうか。
少なくともアベが居座り続ける限り、日本はロシアのみならず何処の国からもまともに相手にされることはない。
>>2
あなたはベトナム戦争を知らない世代ですか。
わたしは真っ最中に青春を送った世代です。
ベトナム戦争のあの終結を予想した人など
誰もいませんでした。
戦争には様々な変数がついて回ります。
その変数には、例えば想像以上の米軍兵士の大被害とか。
米国が「北朝鮮」を攻撃することは多くの
外国を怒らせるかとまどわせます。
「中国」とロシア連邦は間違いなく怒ります。
韓国はどうでしょう。
両手を挙げて賛成は日本くらいですよ。
核兵器という変数は考えないことにしても
米国と北の戦争は変数の動向によって
様々な展開と終結の具合が考えられます。
わたしはそう思います。
ベトナム反戦デモは世界中を覆い尽くしただけではなく
米国内でも活発でした。
なぜか、米軍兵士がたくさん死んだからです。
一般に米国人は米軍が他国人をどれだけ殺してもなんの痛痒も
感じません。
ですが米軍の死者が多数出るのはダメです。
自分の町に棺がとどき、知っている人の死は受け入れません。
それが米国中の小さな町で起きてはダメです。
具体的な数字は5万人。
これを大きく越えれば米国は戦争継続に支障が出ます。
プライペートライアンと言う映画を見ましたか。
他国と全面戦争をやっているのに米国人はなんと甘ったれているか。
米国って実は戦争が弱い国かもしれません。