BLOGOS佐藤優の眼光紙背】「1997年11月11日付の小渕書簡があるため日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない」(2012年09月17日 )、これをうけての各種BLOGに紹介があるので下記紹介する。尖閣諸島に対する日本側態度を見る上で極めて重要な指摘である。この指摘は最近出版された白井聡著『永続配線論』の中でも引用されている。
佐藤優の眼光紙背:第144回
尖閣諸島に対する挑発を中国が強めている。本17日中にも中国漁船千隻が尖閣諸島付近の水域に到達するようだ。17日のMSN産経ニュースは、<中国中央人民放送(電子版)は17日、中国の漁船千隻が同日中にも沖縄県・尖閣諸島付近の海域に到着する見込みだと報じた。日本政府による尖閣諸島国有化に対する対抗措置の可能性があり、日中間の緊張が高まりそうだ。>と報じる。
しかし、日本政府は尖閣諸島周辺