(1)世論調査
 イラク戦争は、「イラクが大量破壊兵器を持っている、サダムフセインは他国を侵略するためにこれを保持している。彼が侵略する前に排除すべきである」という理由で戦争が開始された。そして、2004年には米国の公的調査団が、イラクはほとんど大量破壊兵器を保有していないとの報告書を作成した。
 今米国人はイラク戦争をどのように評価しているか。
 GALLUP社の世論調査を見てみよう。

                失敗だ   失敗でない

 2003年           25%    75%

 2005年初頭         45%    55% 

 2008年(オバマ当選)    63%    36%

 2009年から今日まで     53%    42% (ほぼこの周辺)

 政党支持者別にみてみよう。

                失敗だ   失敗でない

  共和党支持者