A:事実関係「福田康夫元首相、南京事件「数の問題ではない」 群馬で講演」(産経10.5)
福田元首相は5日、日中国交正常化45周年と日中平和友好条約締結40周年を記念し、群馬県渋川市内で講演。中国やアジア諸国との関係などについて「世界中とお付き合いしていくことがこれからの日本の生きる道だ」と訴えた。
特に日中関係については「良い関係でなくてはいけない」とし、南京事件にも言及。見解が分かれる犠牲者数について議論する問題ではないとし、「(事件が)あったことは事実。中国の全土にどれだけ被害を与えたか、日本人は考えなくてはいけない」と述べた。と述べた。
B:参考
南京事件は、1937年12月日本軍が中華民国の首都南京市を占領した際、当時の日本軍が南京城内や周辺地域の一般市民などに対して殺傷や暴行を行った事件です。
様々な評価があります。証人を呼んで検討した、極東裁判での評価が、第三者の評価
コメント
コメントを書く安倍氏を深く支える者たちは「南京事件そのものが無かった」という。もうこうなると、安倍的状況は一体何なのかと言いたくなるわけです。
ここにも登場する右系の論者はそういう自民党の深刻な部分を見ても見ぬふりするか、いや、容認している。それが問題なんです。
福田さんはそんな自民党に憤怒を感じ立ち上がった立派な人物だと私は高く評価申し上げたいわけですが、甘いですかな。
福田康夫元首相が、南京事件について犠牲者数を議論する問題ではないといっている。その通りでしょう。
日本人といっても、2割ぐらいの知識人層(自分の考え方を持っている人)、6割ぐらいの浮動層(新聞、テレビなどマスコミによって左右される人)、2割ぐらいは政策的お金のバラマキとか、強制されればどちらにでも動く奴隷層に大別されるのではないか。講演を聞きに行く人は、2割の知識人と2割の奴隷的根性の人たちが想定される。浮動層が聞きに行く確率は低いとみています。
民間人の6割の層が動けば、この国もかなり先進的な国になっていき、中国との関係の重要性を意識し、米国とのバランス感覚が議論の対象になる。ところが、2割の知識層が全面的に対立関係にあれば、両国の関係改善は、両国の首脳が辛抱強く関係改善に力を尽くすことが大切なのでしょう。福田氏は正論であるが、中国だけでなく、安倍自民党を動かす力、自民党内での影響力が必要なのでしょう。
名古屋の河村市長などはこういう論理。
「中国」は30万人と主張している。
諸般の状況から見て30万人殺すのは不可能。
中国は死者30万と主張しているのだから、
南京大虐殺はなかった。
それと孫崎さん、
最近のマスコミは死者を犠牲者と言い換えますが、
それは全然意味のちがう言葉です。
辞書を弾いてみてください。
マスコミに従って言い換えてはなりません。
>>1
はい甘いです。
立派な人物なら総理大臣のとき強力な権限のあるときに
かかる発言をしたでしょう。
福田赳夫も総理を辞めた後に雑誌世界に立派なことを
書いたのですよ。
要するに、晩年の家康の本願寺建立と同じ意味です。
散々悪事を働いた男が天国に行きたくなったのでしょう。
>>5
よく分かります。