日本経済はいま、きわめて厳しい状況に直面している。

1:「内閣府が17日公表した昨年10~12月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、物価の変動を除いた実質(季節調整値)で前期(7~9月期)より1・6%減り、5四半期ぶりのマイナス成長となった。この状況が1年続いたと仮定した年率換算では6・3%減。10月からの消費増税に台風被害なども重なり、個人消費が落ちこんだことが大きく影響した。

 2019年10-12月期GDP(一次速報)の概要

 実質成長率   マイナス1.6%(年率6.3%)

 個人消費    マイナス2.9%

 住宅投資    マイナス2.7%

 設備投資    マイナス3.7%

 民間在庫寄与率     0.1%

 公共投資        1.1%

 輸出      マイナス0.1%

 輸入      マイナス2.6%

2:ウォールストリートは「みじめな2019年最終四半期に続