・韓国は中国牽制のための安全保障協力会議とされるQuad(クアッド、米国・日本・オーストラリア・インド)に不参加である。
・韓国は北朝鮮との関係で米国の軍事力に最も依存している国である。
・韓国がクアッドに入らない理由はもっぱら貿易での中国との関係である。
対中輸出は対中$136.20B。対米$73.60B である。
更に米、日、印、豪合計をみても123.00Bであり、中国の方が大きい。
・経済的考慮を見ても、韓国は反中姿勢は取りがたい。
A-1 事実関係:バイデン政権「クアッド」の歩み本格化も…韓国外交次官「排他的地域構造作ってはならない」3/11(木) 中央日報
崔鍾建(チェ・ジョンゴン)韓国外交部第1次官は11日、中国牽制のための安全保障協力会議とされるQuad(クアッド、米国・日本・オーストラリア・インド)について「特定の国を排斥したり、それらの国を牽制するための排他的な地域構造は作っ
孫崎享のつぶやき
米・日・豪・印のクアッド始動。北朝鮮関係で米軍依存の韓国が不参加の不思議さ。韓国は「特定の国を排斥、牽制のための排他的地域構造は作ってはならない」との見解。背景に経済。韓国の対中輸出は米・日・豪・印すべてを合わせたよりも大きい。構造の変化進行。
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コメント
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言っていることは立派だが、まさに立派なのは その通り行動しているところだ。これが日本だったらどうなるか。政治家等が たとえ立派なことを言っても、嘘と詭弁で だらしなく対米隷属に徹するのがオチだ。言ってることと やってることが からっきし違う そんな「詐欺師」だらけでないか。「日本は先進国」というのも、他の何処の国よりも対米隷属の点で先進的という意味だ。
米国のバイデンの異様な意気込みは一体何なんだと問いたい。
私は確信している。ウオール街に拠点を持ち、カリブ海にマネーロンダロングマシーンを有する国境なき巨大資本の注文にバイデンは応じているのだ。この巨大資本は自分らの悪事に目を閉じない中国の人民解放軍の力に心底脅威を抱いている。バイデンはその脅威を払拭するために日本列島を拠点にして中国に戦争を仕掛ける。
菅氏は、と言えば、正体不明だったけれど、バイデンとの最初の電話会談で尖閣を持ち出した。そのことで彼の帝国主義が明らかになった。日米軍事同盟が動き出すということだ。
相手の中国は世界最大の強国であり、張り子の虎じゃない。民主主義の理念もしっかり身に付けている。菅の帝国主義は想定内。やられて黙っている国では無い。その強みは軍事力のみならず、経済力でも凄味がある。加えて、南米・アフリカ諸国の大衆が中国に理解を示している。日米に勝ち目は無い。
バイデン、菅であっても、ちょっとだけ、頭を働かせれば分かることだ。
クアッド4か国:米国、日本、オーストラリア、インドは今回安全保障面で連携を組んでいくようにマスコミなどはとらえているが、インドは少し事情が違うかもしれない。集結する国は、4か国だけでなく、英国、ドイツ、フランスも協調して艦船を派遣するようでありかなり大きな規模になるがその点に触れていない。
米国と日本は、軍事面で同盟関係にあるが、貿易面では競争相手というより調整可能な相手とみなすべきでしょう。経済的に成熟した国である。インドの場合、現実的貿易額を増やすためには中国との貿易が効果が大きいが、多くの分野で競合し、スムーズな貿易が不可能である。米国・日本・オーストラリアとの貿易を深めていけば中国と関係を深めるより経済的効果が大きくなると見込んでいるのでしょう。
韓国の場合、中国より技術面で中国より先行しているといっても、様々な分野で中国が追いつき、追い越していくでしょう。現在の輸出額が多くとも中国が安い価格で生産可能になれば輸出額が減っていくことは考えられるが、増えることは考えにくい。将来的に見れば韓国の未来は暗い。来年韓国では選挙があり、現政権が継続できれば現在の外交が展開するが、下野することになれば、韓国の方針も180度変換することもあり得るわけであり、韓国の選択は今後の韓国を占ううえでも興味深い。
建国以来、米国連邦政府は「DISINFORMATION(コンサイスでは故意の誤報との訳が印刷されている)」を国際政策上の常套戦術にして多用します。イエズス会の十字架とその裏の鉄砲での植民地主義という二重構造を今も米連邦政府は遵守しているのです。時代錯誤ですね。
トニ・ブリンケンとかロイド・オースチンとかが、「自由で開かれた印度・太平洋」とか「特定の国を排除する方向性は無い」とか、アングロサクソンとかいう人種は、言いたい放題。よく言うよ、と言うのがアジア人としての私の受け止めです。
アリゾナに追い払われた米国中部平原のアパッチ族の酋長が「白人嘘を付く」と言って、西部のアリゾナ高地で、万歳降伏したのです。それと全く同じアメリカの侵略精神は極西の中国で足止めを喰らっているのです。その白人が対峙しているのは量子力学をマスターした現代中国。この国はアパッチみたいに素朴でなく、インカみたいに因習にとらわれてない。
この白人は太平洋を横断して、グアムと日本を手に入れ、更にその隣国へと、野心にかられているのだろうが、向こう10年でグアムまで引き返すことになろう。
韓国は戦後日本との交流で成長し、米国市場を得て青年になり、中国市場を得て成熟国家になった。韓国は芸能の国でもあるが、韓国芸能人は中国市場で稼ぎに稼ぎまくっている。
文さんが退陣して、保守が権力取っても、米国の言いなりにはならない。日本の軍国主義とは根っこから好きにはなれない。それが韓国根性だと思いますが。
ジャズ等でライブの良し悪しに重要な役割を果たす聴衆、あるいは薪ストーブの薪の如く、孫崎さんを多少でも刺激する目的で書込んでいる次第です。