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随想 60 娘・玲
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随想 60 娘・玲

2021-08-30 08:17
  • 3

私には娘が一人いる。名は玲。1976年11月生まれ。私の家は私が羊、妻が鼠、長男は牛と比較的皆おとなしい年だが、娘は辰年、さらに星座はさそり座と激しい。
  1976年生まれで、生まれてすぐ私の任地のロンドンに来た。その後、78年にモスクワに移る。ここでは常にロシア人の年配の女性お手伝いと一緒で、きれいなロシア語を話していた。欧州圏の語学回路が出来たのでないか。ロシア人からバイオリンを習っていた。だが日本に帰ってロシア語をぴたりと話さなくなった。多分からかわれたのであろう。
 1985年、私がハーバード大学の国際問題研究所研究員になった時、一緒に来て、現地の小学校に入った。入学一日目にトラブルがあった。何と娘は現地のクラスメートを泣かせたのだという。当時娘は英語を話せない。多分悪口を言われたのであろう。話せないながら、反撃の言葉を学んだらしい。非難されると非難の内容は判らないが「貴方もだ(yo

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> 私は受験勉強は意味がないと思っていたので、聖心女学院に入れた。

地位を得るための有名大学入学がゴールでない━生涯通じて実質の「学び」を重視される孫崎さんならではだ、と感心致しましたが-

>「テニス部でも入って、合同の練習でいいお婿さんを見つければいい」「銀行でも入っていいお婿さんを」

これはダメだ。「深く学びなさい」と言ってくれたはずが、「結婚がゴールだ」ときた。これでは反発 止む無しである。
だが、ご自覚は無くとも孫崎さんの本心だったか疑わしい。
お嬢さんにしても、「只者ではない」父親の存在はずっと影響大であったと推察致します。
一方、係る個人情報の記述は、勿論ご本人の許可を得ているものと受け取っていますが...

No.3 32ヶ月前

>>3
係る個人情報の記述は、勿論ご本人の許可を得ているものと受け取って
⇒鋭いコメントですね。
いつも思うんですが、孫さんへのコメントは一方通行。
ほとんどは投稿者同士バトル、それもメルマガの内容から離れて定番の品のない言葉。みんな**が悪いのよ
その点あなたのコメントはいつも品があると思っています。
このブログから品のない罵詈雑言追放委員会の会長になってほしいな

No.4 32ヶ月前

>>私は受験勉強は意味がないと思っていたので、聖心女学院に入れた

「私は受験勉強は意味がないと思っていたので、慶應幼稚舎にいれた」というのと別にかわらない。

孫崎さんは「お嬢さん」に育てたかったのであろう。この考えをどうこう言いたいのではなく、むしろ、そうできる人は積極的にそうすればよいとおもう。むしろ庶民のあこがれである。庶民は受験勉強に意味がないとおもえば、公立校に通わせて、高卒ではたらかせる。

娘さんは、父親のおもうようにはならなかったが、結局父親の誇りとなった。ほんとうに立派だと思うとともに、人生のおもしろさを感じる。

No.6 32ヶ月前
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