アフガニスタンの戦争は20年戦い結局、戦争開始前のタリバン支配に戻った。
この戦争の意義は一体何だったかが今後検証されよう。
その中、アフガン戦争の経費は8370億ドル
「アフガンにおける20年の経費評価」Estimating the Costs of 20 Years in Afghanistan
・米国国防省は2001年秋以降、イラク、アフガニスタン、その他の国での戦争に$1.7 兆ドル使ったとしている。不朽の自由作戦(, Operation Enduring Freedom :アフガニスタンのターリバーン政権に対して2001年10月7日に開始され、2014年12月28日に終結した一連の軍事作戦の総称)は5780億ドル($578 billion), 自由の番人作戦(Operation Freedom's Sentinel不朽の自由作戦後の作戦 )は2560億ドル( $256 billi
孫崎享のつぶやき
米国がアフガン戦争に使った戦争経費は8370億ドル。これに復興と称する経費、アフガン戦争の退役軍人の経費が今後も続く。そして結果は米軍が撤退し20年前のタリバン支配に戻る。この間中国の経済力は購買力ベースで米国を抜く状態が到来。
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 健康寿命が長い人は「脚力」「バランス力」「柔軟力」「握力」が高い。「脚力」は歩くための筋力。特に鍛えたいのは、尻や太ももといった下半身の大きな筋肉。歩く、立つ、座るなど、生活動作に大きく影響。 「バランス力」は転倒しないための筋力。ペットボトル開けられないは要注意。 4時間前
- 全国高校駅伝 男子予選会、佐久長聖(長野)が優勝争いの最右翼(毎日)地区予選①大牟田2.03.25、②仙台育英2.04.00③八千代松陰5000m。平均タイム①佐久長聖13.56②仙台育英14.04③学法石川、女子神村学園(鹿児島)、仙台育英(宮城)、大阪薫英女学院の「3強」(毎日) 1日前
- 『私とスパイの物語』出版の顛末。よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。当初の出版予定社社長より「この本は読者がつきませんよ」。つまり出版しない意思表明。困りました。この本には山上氏に夜殺害を否定する「安倍晋三元首相の殺害問題」が入っている。 2日前
- 欧州経済の終末、停滞、競争力の低下、トランプの難題。大陸は「存亡の危機」に直面。 EUがイノベーションの砂漠になっている。欧州の首都はすでに、税収が減少する中、急増する赤字の抑制に苦戦している。その結果として、極右と左派が体制を攻撃する機会を捉えて政治を急進化させている 3日前
- 米国世論調査、問「コロナワクチンは最も致死性の高いワクチンか」答え米国全体yes27%、民主党支持者yes17%、共和党支持者yes40% 4日前
コメント
コメントを書くアフガン戦争経費8370億ドル。
中国や日本が米国国債市場を支えていますから、米国はインフレにならずに、堂々と戦争できました。アフガン戦争の責任を問われるなら、市場を支えた中国と日本も問われるのです。
昔話で申し訳ないが、日露戦争のファイナンスはロスチャイルドが一手に引き受けました。日本が負けたら、ロスチャイルドは破産は免れなかったでしょう。ロスチャイルドは日本が負けないように英国、露国に工作したと推測されます。
アフガン戦争の経費は米国債市場の総額に占める割合は微々たるものですから、中国や日本が米国を支えたとして非難されることはないでしょう。
問題はアフガンに懲りてこの手の戦争から米国が手を引くかということですが、ずばり、今後も懲りずに続けるでしょう。米国は軍需産業と製薬メーカが牛耳るファシストが政治を司っているからです。
それにしても、米国は何といっても阿片とコカインの最大の消費地です。阿片はアフガニスタンが主要な産地です。その供給の安全については米軍とタリバンは既に折り合いがついているのでしょうね。
購買力平価ベースで米中で逆転したということを指摘したいのでしょうか。
購買力平価の前提「一物一価の法則」は、貿易障壁のない完全な自由競争市場が成立していなければならない。
さらに、国の補助金、社会福祉費用に直結する消費税、所得水準、物価上昇などあらゆる要素が絡んでくる。国家統制下にあれば、傾向は肯定できるが、実質的評価しにくい。
単に相対的購買力平価=基準となる為替レート×(自国の物価上昇率÷相手国の物価上昇率)だけでは評価できない。孫崎さんはどこまで影響する要素を加味しているかわからない。
その点の考察が明確でないと議論できない。
大雑把に8370億ドル≒90兆円とし、係る毎年の戦争経費は20年間の米・軍事予算 倍増に比例していたと仮定すれば、2020年度アフガン戦争経費≒6兆円、国家予算≒485兆円の実に1.2%を占めるが、その調子で20年間やっていた。
一方、日本の国家予算106兆6097億円(2021年度)中、コロナ対策費=5兆円とあった。殆ど全ての国民が「ドブ捨て」と見做している。アフガン戦争経費は まさに そうなったが、米国民は20年間「ドブ捨て」を不問にしていたわけであるまい。期待したオバマには まんまと騙されたが、「米国『内』が第一」のトランプに望みを託し、軌道修正に向かいつつあったのだ。しかし、DSの形振り構わぬ死に物狂いの不正選挙で「戦争が第一」政権を取り戻した格好だ。
> この間中国の経済力は購買力ベースで米国を抜く状態が到来。
今後、あらゆる指標で「アメリカは中国に負ける」事態が確定した日にはどうなるか。戦争犯罪法廷で米国(DS)が裁かれる日が来る。彼らが「東京裁判」で使ったロジックで、あの時 被告達に下したのと同様の判決が、天に唾するが如く自らに言い渡される。だから、DSは絶対 中国に負けられない。まさに「窮鼠猫を噛む」状態だ。その巻き添えを食うのが今のバカな日本でないか。
尊米嫌中は日本の主流のセンチメントです。そのセンチメントは中国が米国経済を抜くみたいなことは考えません。米国経済が中国経済によりファイナンスされている、つまり、中国が米国に対して債権国だという事実には眼が向かないのです。一昔前の教科書では債権国、債務国が頻繁に登場しますが、今は債権国、債務国はご法度です。
この稿でワクチン持ち出すのは気が引けますが、尊米嫌中下の日本では、米国のmRNAは大人気です。中国の不活化ワクチンが効き目が少ないと言っては、もう大はしゃぎです。日本人の90%の人がmRNAワクチン接種に肯定的だと日本のテレビもはしゃいでます。そのmRNAが米国の保守層とインテリ、黒人若者に不人気なんです。そのことは日本のマスコミは絶対に報じません。
上から下まで米国大好きの日本ですから、中国が米国の経済を抜き去ると言う見通しも受け入れられません。経済が超大になってしまった中国と米国が戦争することは90%の確率で無いと私は考えてます。一方、今の日本のワクチン接種に向けてのはしゃぎぶりを目撃させられたら、90%の確率で日中戦争は起こると懸念せざるを得ません。
金融のメカニズムは解りませんが、巨額の戦費と金融緩和で刷ってしまったドルの後始末はどこかでする必要になるかもしれない。
それが日本に襲いかからないか憂いています。米国は金融と軍事で冷戦終結以降、世界で暴れまくっている感があります。
最悪は核の打ち合いですが、米中の持ちつ持たれつの関係が、それを防いでいるようです。何とか経済の相互依存が安全保障を補完して最悪事態を防いでいます。米国は第二次世界大戦後、超大国になりましたが、超大国が黄昏に進むほど危機感が増す気がします。
>>5
そうですね。
特に米国のトップの権力者の頭が可笑しい。
バイデンは見るからに認知症だし、ワクチンの最高責任者の頭も認知症を超えて、統合失調ではないかと、米国では噂されてます。