孫崎享のつぶやき
随想76 絶筆4 香月康男 月の出・日の出
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コメント
コメントを書くピカソの絵は分からない。ゲルニカがファシズムに抗議して出来上がったのを知り、オーラを感じ、その美に魅せられ始め、ピカソの本質を知るに至って、ピカソの絵全部が美しく見え始めた。
私にとって芸術とはそういうものでなくてはならない。
ドイツのクラシック音楽がナチス親衛隊のサデイムズムを高揚させたと言われるが、その時のクラシック音楽は芸術でないことだけは明らかだ。
<思想信条にとらわれた人たちは、同質の思想信条を持った芸術家の作品を賛美する。同質性を確認できなければ評価しない。>
同質の思想信条を持っている芸術家も、作品に向かう時は、無心で作品を完成していく。無心の作品であるから改めて自分の作品を見て感動する。感動しなければ、作為が強く、自分自身が満足できない。芸術家でなくても、人生を見つめている人は、どんなことでも人間ってものはその連続を生きているのではないか。
左翼であれ右翼あれ中道であれ人間たるものは思想信条を持つものです。米国のファシストたちはそのことをVALUEと呼んで高く掲げてます。
芸術家であればあるほど彼らなりの思想信条があるのです。だからこそ芸術活動が高いレベルを目指して営まれて行くのです。
ゴーギャンであれ、ゴッホであれ、彼らなりのVALUEがあって、それがキャンバス上に表現されるのです。音楽、絵、彫刻、言語はその思想信条を表現するツールにすぎないのです。
無心では芸術は存在できない。
無心で想起されるのは座禅。座禅は芸術ではない。座禅は単なる個人的な精神安定の為の作法に過ぎない。
CHANGEさん。何か根本的な次元で勘違いしてませんか?
香月康男はソヴィエトの日本人シベリア抑留の被害者の一人であった。生きて日本に帰還出来たシベリア抑留の被害者達の人々は、ほとんどの人は高齢となり亡くなっている。しかし、ソヴィエト・ロシアも日本政府も被害者へは未だに正式に謝罪もしていない。また、被害者の人たちが国家賠償訴訟を提起したが全て敗訴となってしまっている。当時の日本政府、大本営参謀達の責任も全く問われていない。特に、当時関東軍参謀としてソヴィエトと交渉した瀬島隆三氏の果した大きな責任は不問に付され、本人も既に秘密を抱えたまま亡くなっている。ジュネーブ条約に参加していなかったからと言ってソヴィエトの人道的な大きな責任は存在し、また、同じく日本政府、大本営参謀の大きな責任は未来永劫に忘れてはならないと考える。
孫崎先生には、ぜひ、ゾルゲ事件の続編として、スターリンの責任、日本政府、大本営参謀の責任を追及する論考を発表していただきたいと思っております。
>>9
原子爆弾2個日本に落としたトルーマン大統領とロックフェラーたちの私的権力にも併せて謝罪を訴えるが筋では無いでしょうか。当時、ヨーロッパ戦線にいたアイゼンハウアーは「やりすぎだ」と呟いたらしいのです。
スポーツでも研究でも、無心の中から、何かが姿を現す。
勉強でも、水準を超えると、無心でないと回答が出ないことを経験したことのない人には分からない。
>>11
そういう言い方を独りよがりというのです。分かりやすく言えば、頑固ものということでしょうか。よく言えば、心頭滅却。まー処世術の一つでも言いましょうか。貴殿にはその成功体験があるみたいですね。
はっきりしているのは、芸術創作とは関係無いと言うことです。
話のテーマをどんどん変え広げて行くのは右翼の悪い癖ですよ。CHANGEさん。
体験無き人といくら話をしても、会話にならない。右翼、左翼以前の問題だということもわからないらしい。
>>13
貴殿は右翼、私は左翼。貴殿は富者を気取るが、私は貧者の味方を行うし、貧者に同調し、自分を足るを知る貧者だと任じている。その違いではないかと考えてますが。
結論:右翼の言説には筋道が無いので、論点を次から次に変転させ、最終的には個人攻撃を始める。
そういう傾向を貴殿に観ていますし、そういう傾向が顕著なのが右翼ですから貴殿のことを右翼と申し上げました。