孫崎享のつぶやき
製品世界シェア調査:日本勢、63品目中首位、6品目止まり。それもデジカメ等市場縮小品目。重要製品はシェア減。他方、中国勢、先端品で世界シェア拡大、18品目で中国勢がシェアを高めた。特にEV関係。株式引き受けで首位がゴールドマンサックスから中国中信に。
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コメント
コメントを書く経済を見るとき、現在の経済動向と今後の見通しを見ることと、その裏付けである技術の動向を見る事、その両方が必要なのでしょう。
現在の株価は半年以上の日本経済を見ているが、現在の株価はかなり強い。年初から強い傾向を示しているのは、日米であり、EUとか中国はさえない。雇用を含めた経済の状況が日米に好循環をもたらしているが、EUと中国は向かい風に悩まされているといえる。
日本の経済の実態は、全産業の経常利益を見れば状況を判断できるが、1~3月は前年同期比4.3%増の23兆8230億円、4~6は前年同期比11.6%増の31兆6061億円。比較すると132.6%と大幅アップです。
昨年の経常利益95兆2800億円で、内部留保余剰金は554兆7777億円となっている。
技術の蓄積が減ってきているが、資本取引の在り方で、次のように、中国は違った資本取引にあり、中国との貿易の在り方を全般的に見直すことが不可欠ではないか。
「外資企業は中国企業を買収できないが、中国企業は政府の保護下におかれ、国外の企業買収を繰り返している。」
テスラは、かなり優遇措置によって中国販売をしているが、EVの室内には監視カメラが多く、「反スパイ法」の対象になりかねないリスクを抱えている。また、中国企業の部品使用を義務付けられ95%使用しているが、中国のサプライヤーが成長し中國メーカーに販売するようになれば、テスラの優位性は全くなくなる。現実的に20年にシェア2位であったが、22年にはシェアが3位に落ちている。今後一気に後退していくのでしょう。
中国中信のことは、7月27日ロイターが報道している。「ヘッジファンドが共産党会議を受け中国株買いに心理的改善があった」といっている。中国が国内消費・内需拡大に向かえば中国は大きな市場であり、ヘッジファンドが中国政府の姿勢を好感したのでしょう。今まで中国経済水準は後退していたので、一時的に大きくなったのではないか。株取引が継続するかどうか。
> 日本勢、成長の芽つかめず
労働人口が減り、設備投資も減り、生産性も悪化━それだけ考えても当然の結果だろう。だが、日本の落ちぶれ方は尋常でない。国も人と同じで、恰も生老病死の「病」のフェーズであり、後は「座して死を待つ」のみ...ということなのか?恐らくそうでない。「病」はその通りだが、官民あらゆる分野で「魚は頭から腐る」のを食い止めずに放置した日本社会の自業自得だ。
自動二輪がまだ世界販売の優等生なのですね。
わたしは若い頃から無類のオートバイ好きなのですが、
「日本の産業の凋落」はまさに二輪業界において見ることができます。
レースの世界です、世界GPの昔日の栄光が,見る影もない現在の戦績。
かつて二輪の世界GPでは、ホンダ、ヤマハ、スズキの日本車が猛威をふるい
外車は問題になりませんでした。
表彰台は日本車に乗ったライダーが独占していました、(白人ですけど)。
今は日本車には、ドゥカティ,,アプリリア、KTMといったヨーロッパ車と戦う戦闘力がありません。
ヨーロッパ車が表彰台を独占する一方で、ホンダとヤマハは(スズキは撤退)10位以内にも入れない
ということが実際に起きています。
ドゥカティもアプリリアもイタリアの中小企業です(KTMはオーストリア)。
一方日本メーカーは大企業もいいところ。
こんなことが起きるとは思ってもみなかった。
かつて日本車はそれほど強かったのに。
物つくりの世界は富士山に似たようなもので、その裾野となる基礎産業が広大且つ多種に拡がってこそ水準の高いものが出来上がるのです。
日本は米民主党のクリントン大統領から裾野産業を徹底的に放棄させられたのです、その裾野産業の受け入れを積極的に展開したのが中国です。日本としては今更裾野を蘇らせることは絶対に不可能なことです。従って、日本が物つくりの分野でトップクラスを維持し発展向上させたいのであれば、中国の裾野産業とマーケットをシェアするしかないのです。
21世紀に入って、アングロサクソンが日本に嫌中を強い最近に至ってはデカプリングとかを言い出し、米民主党のバイデンは対中ミサイル攻撃を岸田氏に暗示し、自民党の中の馬鹿者が中国憎しと騒ぎだし始めました。そのことが米中の日本への死の宣告だと言うことも知らずに。
それともうひとつ、今日の地元紙によるとファーウェイの新作スマホが
自前の先端半導体を搭載し、西側の輸出規制によってできるはずのない
5Gの性能を持つ高性能に達していることがわかりました。
それで バイデン政権が慌てているとのことです。
そんなことになるだろうと思っていました。
>>5
そうですね。トランプから始まってバイデンと繰り出す指し手が滑稽ですね。
>>6
かつてサムソンのスマホは世界一売れているスマホでした。
アンドロイド陣営の旗艦でした。ー
中国を含めて日本以外のほとんどの国で売上トップでした。
つい最近ファーウェイに抜かれるまで。
米国のファーウェイいじめで西側からファーウェイを追い出してくれたので
また息を吹き返したのがサムソンです。
衝撃でしょうね。
正直、日本の将来、暗雲。心配だなぁ。でも、私は今は一線は退いたから、後は若者達で適当にやってね、みたいなキブンもある。
汚染水かどうかは別にして、中国がフクイチの「水」に対して政治的に激怒するのは当然だ。
私は中国の反応は当たり前だとしか言えない。私はいまでも野菜の産地表示は必ずチェックしている。
だが、汚染水問題は政治的要素もあるだろう。
アメリカ帝国の属国日本による対中経済制裁が、中国の怒りの背景にあることは想像に難くない。
愚かなり、日本国。ため息である。それなのに、嫌中の世論を煽る主流権威筋メディア。こんな国、中国にガツンとやられたらいい。そんなキブンがよぎる。
日本国よ、オマエラ、ゼッタイに中国には勝てない。事実現実を見よ。
Moon of Alabamaは、中国に対する半導体制裁の末路を書いている。中国の技術力、経済力はスゴイ!
https://www.moonofalabama.org/2023/08/huawei-chips-demonstrate-the-perils-of-technology-protectionism-.html
愚かなり、日本国。
>>9
同感です。