現在ウクライナの戦場ではロシアの砲弾数がウクライナの6倍から10倍と言われている。その主たる理由は米国からの武器供与予算が止まったことにある。
 4月議会で予算が承認され、米国の武器はウクライナに送られる。
 これで戦況は逆転するであろうか、
 2022224日のロシア攻撃以降にウクライナに送られた米国の軍事援助で、200万発以上の155mm砲弾等砲弾を全て合わせて300万発以内とみられる。
 他方ロシアの生産能力はどうか。
 2024.03.12CNNは「ロシアの砲弾生産量、欧米のウクライナ向け生産の3倍に CNN EXCLUSIVE」の標題の下、「ロシアの砲弾生産量が欧米のウクライナ向け生産の3倍近くに上る見通しとなった。年内に予想されるロシアの新たな攻勢を前に、大きな優位点となる。つまり米国の軍事援助が再開されても、砲弾数の逆転はない。
CNNに共有されたロシアの国防能力に関する北大西洋条約