A―1:パレスチナ支持の大学抗議活動がどのように拡大したかを可視化(WP)
群衆計測コンソーシアムのデータをポスト分析したところによると、過去1週間半に米国の大学で広範に行われた親パレスチナデモが、ガザ戦争始まって以来のこうした抗議デモの5分の1を占めた。
4月18日にコロンビア大学で親パレスチナ人の抗議活動参加者が逮捕されたことは、全米に学生運動の最新の波を引き起こした。
約400件のデモの発生は、10月7日のイスラエルに対するハマスの攻撃以来最も広範囲に及んだ。アイビーリーグから小規模大学に至るまで、学生たちはキャンプを設営し、集会や行進を組織しており、多くは学校がイスラエル企業から撤退することを要求している。
群衆計数コンソーシアムは、キャンパスでの親パレスチナ抗議行動を含む、米国の政治的群衆に関するデータを収集する共同プロジェクトです。データは、抗議活動の数の顕著な増加に加えて、最大規模の
孫崎享のつぶやき
警察がコロンビア大学の建物に入り、占拠の数十人の抗議者を逮捕。戦闘の発火点、警察の大量駐留は大学の対応が大幅にエスカレート。全米で抗議運動拡大。約400件のデモの発生。1200人以上が逮捕された。学生運動の大幅な激化は、卒業シーズン前に学校に課題を課す。
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 全国高校駅伝 男子予選会、佐久長聖(長野)が優勝争いの最右翼(毎日)地区予選①大牟田2.03.25、②仙台育英2.04.00③八千代松陰5000m。平均タイム①佐久長聖13.56②仙台育英14.04③学法石川、女子神村学園(鹿児島)、仙台育英(宮城)、大阪薫英女学院の「3強」(毎日) 18時間前
- 『私とスパイの物語』出版の顛末。よく出版できたと思う。ワニブックスの川本悟史氏に心から御礼申し上げます。当初の出版予定社社長より「この本は読者がつきませんよ」。つまり出版しない意思表明。困りました。この本には山上氏に夜殺害を否定する「安倍晋三元首相の殺害問題」が入っている。 2日前
- 欧州経済の終末、停滞、競争力の低下、トランプの難題。大陸は「存亡の危機」に直面。 EUがイノベーションの砂漠になっている。欧州の首都はすでに、税収が減少する中、急増する赤字の抑制に苦戦している。その結果として、極右と左派が体制を攻撃する機会を捉えて政治を急進化させている 3日前
- 米国世論調査、問「コロナワクチンは最も致死性の高いワクチンか」答え米国全体yes27%、民主党支持者yes17%、共和党支持者yes40% 4日前
- ドイツ。ショルツ首相は三党連立政権崩壊後、信任投票を提示し394対207の投票で現政権の解散を可決、困難で不安定な政治の新時代を反映。低迷する経済、インフラの破綻、移民、政治的両極端の台頭、トランプ政権での関税、安全保障問題等の難問。世論調査保守的なキリスト教民主党がリード。 5日前
コメント
コメントを書く早稲田大学の皆さん、
https://twitter.com/PalestineEmb/status/1785621412822364323
体制を守ろうとするのが米国保守であり、体制を破壊しようとするのが米国左翼であり、中近東の国際秩序の攻防が色濃く影を落としている。
イランと石油資源豊富なアラブ諸国と友好関係を築こうとしているイスラエルの攻防になっている。面白いのはイスラエルとイランは中国・ロシアと友好関係にあり、問題の起点はアラブとペルシャの覇権争いとみなしえる。
問題を解決できる国際機関がなければ巨大国家もないことである。イスラエルとイランの支配下にあるテロ国家群が和解することであるが、当事者ではなおさら解決不可能となる。
一番大きな問題は、イランが革命防衛隊を使い「ハマス」「フーシー派」「ヒズボラ」などのテロ組織にイスラエル殲滅攻撃をさせていることである。攻撃を受けるテロ組織があればイスラエルは自衛上国防強化に向かわざるを得ない。互いの正義を主張する段階を乗り越えなければ悲惨な戦争が終わるわけがない。
このような記事に触れますと米国の学生と日本の学生の違いを感じざるを得ません。
日本は米国以上に米国に既になっているのです。ウクライナ戦争では日本人はバイデンと同じ感情に浸っていますし、mRNAワクチン接種ではバイデンの指示に100%応じてバイデンを支えたファイザーやモデルナは大儲けして笑いが止まらないのです。つい先日は岸田首相が中露と敵対を強めるバイデン政権と議会に「WE ARE WITH YOU」と宣して大拍手を得、日本国民、とりわけ学生も全く異議なし。今じゃ日米の一体感は極度に達しているのです。
米国の学生はパレスチナ戦争に異議を申し立てているのです。彼らは勿論その異議が米帝の戦争への異議に繋がることも承知しているのです。
米国は中国と戦争することを視野に入れてます。学生を含めて日本の若者全体はそれにどう応じるのでしょうか?
>>2
イスラエルはシオニズムというイデオロギーに基づき戦っていて、ムスリムにはジハードがレジスタンスを支える理念になっているのをあなたは知らないのか知ってても知らない振りをして語ろうとするので定義不確かな米国保守とか米国左翼とかの日本語を使ってしまうんでしょうね。とどのつまり、何を言わんとするのか分からなくなってしまうんでしょうか?
>多くは学校がイスラエル企業から撤退することを要求している。
学生達は、要するに大学という権威ある研究機関の専門家達は、結局のところユダヤロビーの傀儡となった権力の手先ではないか、という疑いの眼差しを持っているということなのだろう。
権力とは、政治権力だけでなく、政策に影響力を行使しうる大企業や軍産複合体といってよいだろう。こうした組織は、通常その道の専門家集団に支えられていて、情報収集能力も高いし、情報発信にも長けている。それで、ヒトモノカネが集積するから、ますます権力として強くなる。
こういう連中と大学等の研究機関が結託しやすいのは周知のこと。寄付講座や、産学協働などはよく聞くハナシだ。
こうした権威や権力を独占した専門家集団が自分達に都合のよい「公式見解」を大衆に押し付けてくる傾向は昨今、特に強まっているように思う。
新型コロナ禍での自粛やmRNAワクチンの強要、ウクライナへ・イスラエルへの武器支援など、大衆の利益と必ずしも一致しない見解が、「公式見解」として押し付けられて、異論は無視されるか、圧殺される。
そんな権威や権力をテコにして専門家が押し付ける勝手な公式見解に対する異論や違和感は、大衆の間に拡がっているのかもしれない。
学生の抗議行動は、学生ゆえの素朴な正義感や感性に基づく、直接行動の容易さがあるのかもしれない。
しかし、その根底には学生を含むノンエリート大衆の利益と、特権的権威主義専門家や権力と大衆的正義や利益の乖離がますます酷くなっていることがあるのではないか?
学生らしい清廉で忖度しない感性が、イスラエルによる大虐殺という反人類的行為に対する倫理的問いかけになっている。
専門家を騙りながら、その実権力を下支えする大学人の欺瞞を打つことが、学生達の抗議行動の本質的意味だと考える。
専門家らが語る公式見解の欺瞞を打破することは、若者達だからこそ出来る直接民主主義だ。だから、若者達を排除、弾圧する連中をあぶり出したことも若者達の功績だ。
ガンバレ!学生諸君、といいたい。
>>5
直接民主主義に賛成です。米国の学生運動はオーストラリアに飛び火してます。西欧諸国にも飛び火するでしょう。
>>6
よくある典型的な揶揄。
ま、大学当局や権力者はほくそえむだろう。
それに価値を見いだす連中もいる。どっちにつくかは、思想信条生き方の問題だ。
大学人は結果的にイスラエルによる大虐殺を下支えしていることになる。倫理的道義的問題は、管理責任とは違う。