1:全国世論調査 トランプ ハリス
48.4 48.3
(注参考 直近
調査機関 時期 トランプ ハリス
NBC News 10/30 - 11/2 49 49
TIPP 10/31 - 11/2 49 48
Emerson 10/30 - 11/2 49 49
ABC News 10/29 - 11/1 46 49
Atlas Intel 11/1 - 11/2 50 48
激戦区 48.5
孫崎享のつぶやき
米国大統領選挙:一段と激戦模様。世論調査①全国平均トランプ48.4、ハリス 48.3、賭けトランプ53.9対ハリス44.9(差縮小)。動向は激戦区(選挙毎揺れ動く州)が左右。ここで、トランプ僅差で優勢。RCPの選挙人獲得予測トランプ287対ハリス251
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コメント
コメントを書くウソばかりつく主流権威筋メディアに対して、オルタナティブメディアの下馬評は総じてトランプが勝ちそうだという評価だ。
しかし、問題はアメリカ帝国では、果たして“まともな“選挙が行われるのだろうか?という懸念である。既にトランプ氏は2度暗殺未遂にあっている。この暗殺未遂に関する中露メディアの論評を紹介したい。
https://sputnikglobe.com/20241102/exposed-who-tried-to-kill-trump-1120746269.html
https://www.globaltimes.cn/page/202407/1315977.shtml
上はロシアのSputnik、下は中国の環球時報(Global Times)。ポイントはどちらの記事も、ハッキリ、トランプ暗殺犯への“ディープステート“の関与を疑う記事になっている。つまりは、中露の主要メディアは、ディープステートの存在を認識の上、公然と報道している。
今や世界を牽引する二大国が、ディープステートの存在を指摘する意味は重い。
この点については、以前、プーチン氏がインタビューに答えて、“アメリカの指導者と話しても実際には意味がない。彼の意志と別のところで、意思決定されているから“、という趣旨の答えをしているのを読んだ記憶がある。
“別のところ“、とはディープステートだろう。これは、今や世界のジョーシキではないのか?
ともかく、ディープステートの存在は、アメリカ帝国は“自由民主主義“の国ではない、という事実を示唆している。
そして、だからこそ、トランプ氏を必死に引きずり降ろしたい勢力が、暗殺未遂や不正を尽くすのだろう。だが、DSと一般のアメリカ帝国の庶民の利害は一致していない。
そこに今回のアメリカ帝国大統領選が、どちらにしても大混乱に陥る可能性がある。
以下は、インターネットメディアポッドキャストの人気司会者ジョー・ローガン氏とペンシルベニア州上院議員ジョン・フェッターマン氏(民主党)とのやりとりの記事。テーマは“移民と選挙“の件らしい。
https://www.zerohedge.com/political/coordinated-effort-rig-states-rogan-exposes-democrats-plan-destroy-american-democracy
-------引用ここから-------
ローガン氏はまたもや、この政治家が「嘘をつく」ことを許さず、「これらの人々(不法移民)を激戦州に移動させている組織がある」と指摘した。
「激戦州にたどり着いた不法移民の数は相当数に上る。
そして恩赦を求める声もあります。これらの人々に市民権への道を与え、投票権を与えるよう求める声もあります。
多くの人々が抱いている恐怖は、これは、入国を許可した人々を連れ込み、食料券や住宅などあらゆる種類のサービスを提供して生活環境を整え、恩赦への道を開くための組織的な取り組みだということだ。
そして、民主党に大きく投票する有権者も出てくるでしょう。なぜなら、そもそも彼らがこの国に来ることを可能にして、彼らにこうしたサービスを提供したのは民主党だからです。
これは人々が抱く大きな恐怖であり、このシステムが不正操作されており、カリフォルニアのように、これらすべての州が実質的に民主党に固められてしまうのではないかという恐怖だ。」
-------引用ここまで-------
こちらはRTの記事。「アメリカ人の4人に1人が選挙後の内戦を恐れている - 世論調査」
https://www.rt.com/news/606403-us-post-election-civil-war-poll/
端的に言って、アメリカ帝国はディープステートが権力を欲しいままにする寡頭政治国家であり、その利害は多くの一般庶民と一致していない。これが、今回のアメリカ帝国大統領選挙を分析する上での基本的枠組みである。
その上で、翻って、日本を見てみると、情けなく、面白いことにB層は勿論、政党党首すら上記のような認識は無いのようだ。
この記事。『「ディープステートとの戦い」石破政権の外交ブレーンが陰謀論 玉木代表が「危うい」投稿』
https://www.sankei.com/article/20241103-6J5GOBNGKJMNLBT5ZETWFUXVMM/
私は脱力した。玉木氏は、ダイジョウブか?と。要は、この記事は、石破政権の中に陰謀論者いるからアブナイ、みたいな幼稚な懸念をしているのである。
しかも、「国民民主党の玉木代表にアメリカ側が会談を要請していることが分かりました。」アメリカ帝国側から会談要請!ジャパンハンドラーのお眼鏡に適った!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c51d9fa212958e0730ca726108c0e980240cd9
嗚呼、この非ジョーシキ、オンチぶり。さすが、B層の国の党首だ。
因みに私は、DSを軍産複合体や金融資本、ネオコンといったアメリカ帝国の“権力“層の総称と受け止めているから、陰謀どころか実在する“敵“だと認識している。(かつては、私は未熟故にDS=陰謀論と考えていたが、考えを改めた)
ハリスはバイデンのネオコン政策を引き継ぎます。トランプはネオコンの政策を棚上げし、メキシコ国境閉鎖、国内産業復活を掲げ、激しく対立してます。
ハリスが勝てば、内陸部で暴動が起こるでしょう。その暴動と相まってドル価値がすさまじく下落し、米財政は突然破綻するでしょう。トランプが勝てば、共和党の連銀否定の政策を採用し当然破綻を避けるソフトランデイングを図るでしょう。
どちらが勝とうが、世界は多極化するのです。
世界が多極化すれば、自民党政策の破綻は間違いなく起こり、その状況は私らの年配には1945年の敗戦と同じようなものだろうと想像されるのです。