福島原発は依然極度に危険な状況にある。
 一号機、2号機、3号機はいずれもあまりに放射線量が大きく、中に入って調査を行うことすら出来ない。
 4月30日の共同通信は「【福島第1原発の現状】格納容器調査、進まず 第1原発2号機」との標題の下、「東京電力福島第1原発事故で、炉心溶融した2号機の格納容器内の調査が、なかなか進まない。東電は小型カメラを入れてみたものの、思うように動かすことができなかった上、引き抜くこともできなくなって失敗。いつになったら溶けた核燃料の状態を把握できるのか、めどは立っていない」「1号機でも格納容器内部の調査が進められているが、溶けた燃料の確認には至っていない」「さらに3号機では内部調査開始時期の見通しすらない状況だ」と報じている。
 つまり、どうして事故が起こったか、現場で確認できない状況だ。
 平成25年平成25年4月24日付村田光平元スイス大使は経団連会長宛書簡にて次