今日、日本の社会では、アーミテージ(元国務副長官)やジョセフ・ナイをあたかも神様の代弁のように扱っている。
日経新聞など、節目節目にアーミテージなどを呼んで、日本の世論に発言させている。
安倍首相に至っては、米国訪問でのスピーチの時にこれらの人々に感謝の言葉を述べている。
滑稽以外の何物でもない。
重要なことは、アーミテージ等は米国の代表ではない。
どちらかというと、これらの人々は共和党の人脈につながり、オバマ大統領に対抗する勢力を代表している。
このグループのいうことを聞いてもオバマ大統領等の政権関係者は全く評価しない。
私がこういう台詞を述べても説得力がないかもしれない。
しかし、もし、同じセリフをニューヨーク・タイムズ紙の東京支局長が述べたらどうなるのか。信頼度はぐっとあがるだろう。それがおこっているのである。
5月31日付(現在発売中)の週刊朝日は「安倍首相は外交音痴」という題
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かつて職場に無法、無能、人格サイテーと三拍子揃った管理職がいて、多くの従業員が実害を被っていました。
何故かワンマン社長の如く職場を牛耳ることが許されていて、誰一人歯が立ちません。実際、逆らった何人かは他所へ飛ばされるか切られました(派遣社員の場合)。他の管理職らに問題の人物の理不尽さを訴えても「彼がいないと職場が回らなくなる」などとデタラメ言って見てみぬフリを決め込む始末。
そしてある時、ついにそれは定年になりましたが、嘱託社員の身分で居残ることになりました。
しかし、もはや何の権限もないわけで、さすがにヤリタイ放題は許されないだろうと思ったところ、然にあらずです。以前と何も変わらない。周りに「おかしくないですか?!」と言っても「やっぱり、彼がいないと職場が回らないから...」と尚もビビりっ放しです。当の嘱託社員は相変わらず社長気取り。
今回の記事にもまた日本社会の縮図を見る思いです。
5月25日の生放送も面白かったです。孫崎先生、うまくなってきました。
アーミテージさんは米国を代表する人ではないけれど、私は、彼は愛情深い人だという印象を持っています。
日本も、この人ばかり頼りにせずに、自分で慎重に一歩一歩進んで行く信念を持たないといけないと思います。
No.2さん
> 私は、彼は愛情深い人だという印象を持っています。
私も米国人と話すとそのように感じることが多々あります。彼らとガチで話せる何かを私たちが一人一人見出さなければならないと思います。
よく孫崎先生は具体策を提示しないという方がいます。
それは各人がそれぞれ立場で自分自身の可能性をかけて追求すべきものだと思います。それでこそ真の独立に向けて進んでいけるのではないでしょうか。