7月2日日経夕刊は「東電、再稼働申請へ。柏原刈原原発、月内にも」と報じた。

福島原発の事故処理が全く終わっておらず、危機を依然抱え、汚染水を垂れ流しにしている状況で、再稼働の意図を表明するとはモラルのかけらもない。  こうした企業が長年、日本の代表的企業であったことに今更、おどろかざるをえない。

東電柏原刈原原発の再稼働を巡り、今後厳しい工作が行われるであろう。

現在は知事が先頭に立ち、地元住民が反対している。

森ゆうこ著『日本を破壊する5つの罠』は、東電柏原刈原原発を次のように記述している。

「 民意はどんどん再稼働派の思惑から離れていっているように見える。

  2013年4月22日に原子力規制庁を訪れた泉田新潟県知事が、規制庁と原子力規制委員会に対して怒りを表した一件はその象徴であろう。

 現場の声をきかずに新たな原発の安全基準をまとめようとしている規制庁と規制委の