鳩山元首相へのバッシングは極めて異常である。
8日、UIチャネルで鳩山氏と一時間放映を行ったが、それを踏まえて下記に書く。
香港フェニックスTVが鳩山氏の尖閣発言を踏まえ、鳩山氏への攻撃がやまない。
その代表として週刊新潮が次のような記事を掲げた。
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標題「国民の願いは鳩山由紀夫の日本追放」
中西輝政(京大)名誉教授の意見はこうだ。
「政治的禁治産者扱いにする。認知症の人との取引が無効なように、この人の発言は無効だと外国に向けて発信すべきです。」
「政府としても“元首相の発言があったとしても、日本国としては彼の発言を一切認めません”という声明を出してほしいです」と大宅さん。
山村明義氏によれば「永田町では“鳩山さんは暗殺されるのではないか”とまでいわれている。あれだけ国益を損なう発言をする彼に“我
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鳩山氏の政治家としての能力を矮小化し、レッテルを貼る論者達は、前提になる鳩山氏の講演の全文が認識されれば、彼等こそ、異常な言論をしている事が認識されるでしょう。
尖閣領土問題一方通行の安倍政権の中、鳩山氏の発言がなされたのは、本当に良かったです。
週刊新潮、週刊文春などの週刊誌が常識外れの激しい論調で書くのは彼らの商売の技法として当然である。それらの雑誌は一切無視して読まないと言うのも、読んでも同意しないのも読者側の自由である。民主党政権時代の両誌による政権のけなしようも激しかった。菅首相のことを「空きカン」と呼び無能者呼ばわりした。一方、一部の読者にもてはやされている「選択」も民主党政権をひどく無能呼ばわりしており、同誌の記者らは自分たちがいかに有能であるかを宣伝するかの如くであった。そのように有能な士が政治家になっていないのは国民として残念である。たぶん、彼らは政治家になって後輩の記者から同様に無能者呼ばわりされる可能性を考えているのだろう。一般的に、ジャーナリズムの記者たちは自分たちだけは全部の真実を知り、正しい意見を述べていると誤解している。その彼らのことばを真実として信じるのは自由だが、またあとになって「騙された」と言わない方がいいだろう。読者としてはごみのなかから真実のかけらを拾うしかない。
鳩山氏の発言は、外交に限らず、交渉に携わる者が心がけるべき常識を述べたに過ぎない。官房長官を筆頭に鳩山批判をする人たちが、世界の常識から大きく逸脱していることの証明ではないか。これでは、世界から孤立してしまう。
日本のマスコミはもはや絶望的だ、救いようが無い、ここまで来たら中国と開戦し、多少の(日本人を含む)犠牲者を出した方が問題解決への近道ではないか?テレビで連日戦争の犠牲者やその家族を写し国民の涙をさそう。それしかない。中国は日米安保の存在を意識して一方的な尖閣侵攻はしないだろうから、例えば、現在は海保が抑えている様だが、”頑張れ日本”の様なグループの尖閣上陸等の過激行動を安部総理が海保に命じて容認し(やりかねない)それに対抗する中国側と日本の自衛隊が戦闘に入る。その段階で米国が日米安保を理由に介入し、国際紛争化する。日本は尖閣を係争地である事を認めざるを得なくなり、和平交渉に入り、停戦して解決する。
そんなに鳩山氏が危険人物だと思うなら土日に生放送の演説を彼に2時間させてみればよかろうに。私は沖縄での鳩山氏の講演を拝聴して感服しましたよ。祖父の理念を継承しつつも自身の理想を追求する善き政治家です。議員バッジなぞなくても構わぬ。誰が指導者に相応しいかは憲法と我々人民が決定する。金と権勢欲の道化なぞ捨て置け。
鳩山氏の「最低でも県外」発言がなければ、「物言わぬ民は滅びる」の「物言わぬ民」から沖縄が脱却することはなかった。沖縄にとっても、日本にとっても恩人です。問題はここからどう動くか、だ。鳩山発言が正しかったことを証明しなければならない。
看過できない”ファショ発言”のオンパレードである。何故ここまで、メデイアに名の売れた「著名人」が口をそろえて、信じがた暴言を鳩山さんに吐くのか? 裏に”鳩山つぶし”を執拗に行おうとしている”闇の権力=日米マフィア”がいるからだ。
では何故、鳩山さんなのか? 彼の発言と行動が、核心を衝いているからである。「すくなくとも県外」「イランと敵対してはいけない」「中国とはお互いの意見を尊重して話し合いで」「東アジアの隣人と仲良く」と言う主張がことごとく、”闇のマフィア”の癇に障るのである。もっと言えば、”闇のマフィア”が進める「日本の奴隷植民地化計画」の邪魔だからである。
今まで、鳩山さんには私も批判的だった(「少なくとも県外」といっておきながら最後に妥協した点など)。しかし、孫崎さんが「鳩山さんは今まで”間違ったことを云いましたか?そんなことはない。全部、今考えても正しかったではありませんか!」と言う説明で、改めて、鳩山さんの言動を見直し、孫崎の言うとおりと思うようになりました。
鳩山さんへの”人物破壊攻撃”が激しいのは、また、もうひとつの理由があります。それは、周囲へ強力な”影響力”を与えうる可能性=パワーを持っていることです。
つまり、億単位の資金力です。巨大な資金を投入して、強力なメデイアを作り、発信する可能性も有り得ると言うことです。ホリエモンではないが、どこか”民放”を買い取れば、結構、強力なメデイアを手に入れることができ、巨大な影響力を発揮することが出来る筈です。海外ネットメデイアでもいい。金の力による”強力な影響力”(いい方向で使われる)が可能性としてあることです。鳩山さんも、やられるばかりでなく、鳩山発信の”強力メデイア”を創って、徹底した反撃にでるべきだ。鳩山さんのためではなく、日本国民のために。
この記事の内容とは直接は関係ないのですがサザンオールスターズの桑田さんが8月に出す新曲が素晴らしいです。まだ一部と歌詞だけですが日中関係をかなり意識して作られてます。「ピースとハイライト」というタイトルです。
また数年前に彼は沖縄への抑圧についても作曲していて「平和の琉歌」というのですがこれも考えさせてくれる良い歌です。 孫崎先生もここをご覧になっている方々も機会があれば聴いてみて下さい。愛を語る人も常にどこかに存在する。
> 永田町では“鳩山さんは暗殺されるのではないか”
対米自立を説く、米国にとってのキケン人物としてそっち方面から狙われるのかと思ったら、そうじゃなくて相手は過激な右翼?
フツー、何処か他の米国傀儡政権の国で、過激な愛国者が「我慢ならない」と思うターゲットは、対米隷属の情けない指導者でしょうに。それが、「動物農場」の独裁ブタが手懐けた太鼓持ちのイヌたちよろしく、この国の支配体制にヒビを入れそうだと看做すや、マスコミに乗っかってキャンキャン喚き立てて鳩山氏を一斉攻撃するというのですから、まさにG・オーウェルの描いた社会がここ日本でも出来上がりつつある。つまり、文字通り「病んでる日本社会」でしょう。
こんな程度のことで驚いて「病んでる日本社会」と仰られるのいかがか。いつの時代に「病んでいない日本社会」が存在したというのか。多くの日本人が誇りに思っているらしい明治維新と言えども要は250年間の反江戸幕府に対する恨みを抱いていた地方サムライたちが倒幕に成功し、ヨーロッパ文明の移植には成功したが、富国強兵政策と帝国主義に溺れたと言うだけだ。おかげで完全に死んでいた天皇家を持ちだすことによって、その後80年間におよぶ物真似帝国主義政策を国民に押し付け、自国民および近隣諸国国民に大量の死を招き、原爆を落とされ、叩き潰されるまで、その愚に気付かなかったというに過ぎない。人間社会や国家と言うものはいつの時代でも、地球上のどこでもそんな程度である。「病んでる日本社会」といって他にもっと良い社会があると思うのは幻想にすぎず、それを知っていてこれをわめきたてるのは、単に現勢力に反対するための行動にすぎず、たいした意味を持たない。