第一章 日本政治の真実は何故隠されるか
大手メディアによる情報操作
安倍政権が加速させる対米従属外交
日本の交渉参加は、ある誤解から始まった
TPPで国民健康保険が消滅する
ISD条項が招く巨額訴訟の嵐
国内報道が伝える聖域の幻想
重要五品目は聖域の大ウゾ
第二章 沖縄が「日本」を捨てる日?
「沖縄独立論」のリアリティ
地元メディアは何故独立を保てるか
そもそも「日米地位協定」とは何なのか
「主権回復の日」の本当の意味
主権国家とはいえない日本の現実
「4月28日」を迎えた沖縄の怒り
沖縄の現実を日本国民は受け止められるか
第三章 安倍政権の背後に見えるアメリカの影
アベノミクスの裏側で何が進行しているか
首相の1月訪米はなぜ延期されたか
媚びてもアメリカに嫌われる安倍政権
ヨーロッパは
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25日発売、是非購入しますが、今までの孫崎さんのお書きになったものを読んでいれば、おおよその見方考え方は、想像できます。
現時点、現状把握も大切であるが、どのように日本の進むべき道を打開していくべきか、現状の政党を冷徹に当観する必要性を指摘したい。民主党は、自民党より自民党的な人もいれば、連合を足場に活動する人もいて、方向性がまとまることはありません。維新の会は、本質的には、自民党より自民党的であり、自民党の補完勢力になりえても、自民党と対等以上の勢力にはなりえない。みんなの党は、政策の全てが行財政改革であり、一面的には、小泉氏の郵政改革に順ずるところがあり、自民の対抗勢力ではない。生活の党の掲げる政策は、社民党、共産党と大きな差が見られない。このように政党の実態は、対立軸としては、自民党対共産党の対抗軸しか、国民に伝わりません。今回の参院選がしらけてしまい、多くの人たちが棄権しました。選択肢がなく、投票すべき党がなかったことが主因といえます。
常に野党的な立場にあると、攻撃には強いが、組織を守るという気持ちが欠け、自己本位になりがちであり、このハンディを乗り越え、みなの気持ちを纏め上げる人が現れない限り、自民対共産の図式になるのでしょう。共産党が、偏狭性から脱皮できるかどうか。貧困層が増え続けると、現実化の道を辿る可能性は否定できません。近隣諸国とトラブルが絶えない行き過ぎた安倍政権の政策によって、共産党の柔軟性にもよるが、米国の思考範囲が大きく転換することも想像して難くない。
渾身の作と拝察いたします。
書店で購入するようにいたします。足も少しは動かさないといけないですので。