王毅外交部長は米ワシントンのブルッキングス研究所で20日、「中米の新型大国関係をいかに構築するか」と題する講演を実施した。

彼はまず米中関係を「新型大国関係」と位置付けている。単なる2か国関係ではない。「大国関係」である。

そして、「新型大国関係をどう具体的に構築し、実現するかということが課題」として、実現に向けた方法として次の5つの点を提起した。

 (1)戦略的相互信頼を絶えず増進し、より強固な信頼という基盤。

 (2)実務的な協力を大々的に促進し、より深い利益という絆の上。

3)人的・文化的交流を積極的に強化、より堅実な民意という基盤。

4)国際的・地域的に関心を集める問題、およびグローバルな問題をめぐる協力を絶えず強化し、より緊密な共同責任の上。

5)アジア太平洋地域をめぐる協力を重点的に強め、まずアジア太平洋地域から関係の構築。 そして、アジアについては次の言及をした。