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一問一答「あなたの今までの人間関係で一番の後悔はどんなものですか?」【人間関係Not to doリスト】
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一問一答「あなたの今までの人間関係で一番の後悔はどんなものですか?」【人間関係Not to doリスト】

2021-12-23 12:00

    あなたの今までの人間関係で一番の後悔はどんなものですか?


    DaiGo師匠の質疑応答でも人間関係の問題についての悩みは非常に多いです。

    過去の失敗に対する後悔や乗り越えたい失敗、今目の前にある面倒な人間関係、理由はそれぞれですが、人間関係によって疲れている人がかなり多いのは間違いないようです。


    今回は、長い付き合いの友達に嘘をつかれて悩んでいる方の相談をもとに、人間関係Not to do リストとして、これをしてしまうと人間関係が崩壊することについてまとめておきます。


    Q. 29歳女性です。小学生の頃からの付き合いの友達に約2年間嘘をつかれていました。
    傍から見たら些細な事なのでしょうが、人づてに真実を知った時に非常にショックを受けました。腹を割って話すことができると思っていたのは自分だけだったのかという気持ちを払拭することができません。
    距離をとるべきなのでしょうか?


    まず、腹を割って話すことができるような友達がいると信じているので、とてもピュアな方なのだろうと思います。

    はっきり言って、腹を割って人と話す必要がどれだけあるのでしょうか。

    全てをさらけ出すことができる人がいるのでしょうか。

    部分的にさらけ出すことができる人はいると思いますが、全てを他人に言えば物事が解決するわけでもありません。


    人は心理学的に考えても、人の悩みや話を聞くと良いことをしたような気分になりますし、人に悩みを話すと、それで気分が楽になることもあるとは思います。

    実際には、他人に話すよりも紙に書き出す方が、自分の悩みというものは解決しやすくなります。

    言葉にすることによって、人間はその悩みや問題を解決する力を得ることができるので、そういう意味では、わざわざ友達に話さなくてもいいということです。


    ですから、話すことでのメリットがないのであれば、わざわざ話す必要もありません。

    嘘をつかれて傷ついていると言いますが、人間は男は1日に6回女は1日に3回平均で嘘をつく生き物ですから、他人の嘘にいちいち目くじらを立てていたら、おそらく生きていけません。

    そのあたりの許容力を持った方が良いのではないでしょうか。


    人と付き合う場合に、相手が嘘をついているのではないかと疑ってかかってもあまり意味はありません。

    相手が仮に嘘をついていても対処ができるようにしておくことが重要です。

    自分以外の人間を手放しで信用してしまうからミスが起きるわけで、自力でどうにかすることができるけれど、自分でやるよりも低い労力でそれをしてくれる友達がいる、あるいは、自分でどうにかできなかった時の保険として友達がいると考えるべきです。


    すぐに人に頼ろうとする人がいますが、人に頼れる人は「人に頼ってもらえる人」です。

    他人に何かしてあげることができる能力があるから助けてくれるわけです。

    助ける価値がない相手は、当然ですが誰も助けません。

    自分が他人に何を提供することができるのかということを考えられる人でなければ、長期的な関係は作れないと思います。


    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。




    人間関係Not to do リストその1 :マルチタスク


    時間や人をマネジメントする能力に関しては、IQ よりも共感能力の方が2倍も大切です。


    シングルタスクになり、目の前の人が話していることに集中することができるようになると、それだけで共感能力が高い状態になりますので、相手の感情やニーズが分かるようになりマネジメント能力も上がります。


    ですから、スマホを触りながら片手間に1時間話を聞かれるぐらいであれば、たった5分でもいいので自分だけに集中して話を聞いてもらった方が満足できるはずです。

    短時間でも良いので全力で集中して話を聞くことが大切です。仕事でも人でも目の前のことに全力になることが何よりも重要です。

    人の心をつかむために最も良い方法は、「その人」と「その人が注意を向けていること」に集中することです。

     

    共感能力を鍛えるためには、自分の経験と感情に向き合うことが大切だということがいわれています。

    自分の経験を振り返ったり、自分の考えていることに思考を向ける「自分の時間」をとることによって共感能力は向上するという研究があります。

    自分に起きたことを他人ごと(=第三人称)として捉える内省によって共感力は上がります。

     

    他には、スローリーディング(噛みしめるように読む)も重要です。

    それが快感になったり、共感能力を鍛え、集中力や深い理解をもたらしてくれる上に、ストレスの軽減まで起きるということが分かっています。

    小説などであれば、この方法で目の前の文章に集中しながら読んでみるのもいいと思います。

    ゼンタングルや塗り絵などのマインドフルアートもおすすめです。

     

    熱中している時間が長い人ほど幸福度は高く、気が散りやすい人ほど幸福度は低いということも分かっています。

    マルチタスクばかりをしていると、楽しいことをしている時にも注意が分散しやすくなってしまいます。せっかく楽しいことをしているのに別の違うことが気になってしまったりということが起こります。


    日本人には多いですが、マルチタスクばかりをしているとせっかく旅行に行った時にも、仕事のことが気になってしまったり目の前の楽しい時間を満喫することができません。

    集中力が低いので目の前のことに集中することができず余計なことを考えてしまいます。

    そういう意味でもシングルタスクを意識して鍛えた方が人生を満喫することができるようになるはずです。

     

    ヴィクトール・フランクルも同じような言葉を残しています。 

    人生の一瞬一瞬に意味を見出すこと、結果にとらわれて自滅する生き方を放棄することが大事だ

     

    結果ばかりに目をとらわれてしまい、結果的に自滅している人が多いのではないでしょうか。

    結果を出すために重要なのは、目の前のことに集中することです。

    にもかかわらず、結果がどうなるのかとか成果が出るのかどうなのかということばかりを気にしてしまい、本来大切なことに集中することができず、結果的に自滅することになるわけです。


    どんなに良いものでも注意を向けることができなければ、その価値を実感することもできません。

    高額なチケット代を払わなければ聞くこともできないような有名なバイオリニストでも、どこにでもいるような服装をさせてストリートミュージシャンをさせると誰も聞いてくれないというのも、周りの人が注意を向けることができないからです。

    目の前のことに注意を向けることができなければ、その楽しさも価値も享受することができないということです。

     

    集中力を発揮して、目の前のことを楽しむことによって人生の価値を高める方法があります。

    これを「ハイパーリアリティ」と呼びます。

    これは脳科学者のグレゴリー・バーンズが提唱している考え方で、ひとつひとつの現実の中でも注意力を向けることができれば、その価値は上がって、一瞬一瞬を楽しむことができるようになるというものです。


    ワインを味わうときも同じで、片手間で飲むのではなく、そのワインに全神経を集中させて楽しむことによって、実際に味や香りを深く感じることができるようになります。

    集中力を発揮することによって、僕たちはハイパーリアリティを手に入れるべきだということです。


    目の前のひとつひとつの事に集中することができるようになることで、皆さんの人間関係も良くなりますし、人生の中での何気ない出来事に対しても価値を感じる能力が高まります。

    どんなにお金があったとしても、マルチタスクにとらわれていては手に入れることができないものです。

    皆さんにはハイパーリアリティを手に入れていただけたらと思います。


    サミュエル・スミスも次のような言葉を残しています。

    「山積みの仕事を手っ取り早く終わらせる一番いい方法は一度に一つずつ取り組むことだ」


    良い人間関係を作るためのおすすめ本

    そんな良い人間関係を作るために役に立つであろうおすすめの本を3冊紹介しておきます。

    進化心理学から人間関係を学ぶために

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    人間は進化の過程で2足歩行を手に入れ、体は発達して文化を手に入れてきたわけですが、その進化の過程で、人間の心も同じように進化してきたのではないかというのが進化心理学で、例えば、男性と女性の考え方がなぜ違うのかとか、人間が現代につながるような社会を作ったのはどのような心理に基づくものなのか、というようなことが進化心理学から学ぶことができます。

    そんな人間の進化の過程から、人間関係も含めて人の心理がどのように形成されてきたのかということを教えてくれる本です。


    人間関係を上手に切るために

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    人間関係を上手に切って行くにはどうすればいいのかということについて解説していますが、人間関係は切り方がとても重要です。

    当然ですが、人間関係を切るときに大事な人間関係まで切ってしまっては意味がありません。

    相手が大事な人間関係なのか、切っても問題ない関係なのか見分けるためのチェックテストのようなものがあり、その方法について解説した内容になっています。


    新しい人間関係を作る自信を持つために

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    こちらは人間関係を作る方法について解説している本です。

    いわゆるコミュ障であったり、人間関係に時間を割きたくないとか、人間関係に自分の労力を使うことが得意ではないという人がいると思います。

    そんな人たちがどのようにすれば最低限のコストで人間関係を作ることができるのかということを解説しています。


    例えば、新しい友達ができたとして、その人と良い人間関係を作るためには15日に1回は最低でも連絡を取る必要があるということが分かっています。

    15日に1回以上連絡を取ることにより人間関係というものは徐々に深まっていきます。

    この間隔が逆に広がってしまうと好感度が落ちていくのではないかという研究があります。

    このような内容を様々な研究をもとに分かりやすく解説した内容になっています。



    ここから先は、さらにしてしまうと人間関係が崩壊してしまいかねない人間関係Not to do リストを解説していきます。

    人間関係の余計なストレスや後悔に苦しみたくない方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。


     
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