人は見積もりが苦手です。1週間で終わると目論んでいたのが1ヶ月かかったり、5月末でローンチできるはずがずるずる伸びて未だにローンチできていない…なんてことも良く聞かれます。
そこで見積もりの精度をあげる方法について紹介します。精度が上がればプロジェクトの進行もスムーズになり、メンバーのストレスも軽減されることでしょう。
計測し、振り返る
見積もりがいつまで経っても粗いのは見直ししないためです。なぜ見直しをしないのかというと、そもそもの根拠が希薄で、大した意味がないからです。そうではなく、もっと科学的に見積もりを行わなければなりません。とは言え、ファンクションポイント法やWBS、画面数などの計算が正しいかと言われるとそんなことはないと感じます。
見積もりは経験則によるところが大きいですが、それだけに経験を重ねることによって精度が上がってくる可能性があります。しかしそれも見直しをし、効率的な学習を繰り返さなければ意味がありません。そのためには、
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見積もりの論拠
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ずれた原因
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改善ポイント
を積み重ね、文書化し、社内で共有していかなければならないでしょう。