昨年のGoogleリーダー終了祭(?)に続き、Livedoorリーダーも終了を発表しました。これまで情報収集に使ってきた人たちは難民として溢れ出しています。そこで今回は新たなフィードリーダーの選定と、一助になりそうなソフトウェアを紹介します。
面白いことにGoogleリーダーが終了を発表した時に開発者がこぞってGoogleリーダーライクなソフトウェアを開発しました。なので現状では選択肢が増えていたりします(継続的に開発されているかは怪しいですが)。
他のWebサービス
個人的にはGoogleリーダーからFeedlyに移った口です。記事単位の未読、既読管理が欲しかったのでちょうど良かったのです。Livedoorリーダーのように一気に既読状態にするタイプとしてはBloglineがありましたが、あれも既にサービスを終了していますので同じような選択肢は難しいかも知れません。
ただ安定的なクローラを作るのは難しいので、そういう部分だけでもFeedlyを使う(Web APIが公開されています)手はあるかも知れませんね。
Fastladder
Livedoor英語版がベースになっているオープンソース・ソフトウェアです。Heroku buttonにも対応していますのですぐにデプロイ出来ます。更新はそれほど頻繁ではありませんが、数日前にも更新されている部分があるようです。
自前で立てるとそのサーバの管理があったり、Herokuの場合もクローラー分の費用が発生する(WebとWorkerで2つなので)と思いますが有力な選択肢と言えそうです。
ローカル
外部サービスに依存するとサービス終了するリスクがある訳で、いっそローカルに立ててしまう手もあります。難点としては最近はスマートフォンやタブレットで見たいというニーズも多いので、そういった場合に各デバイスごとにデータをもたないといけないということでしょう。
後は総じてキャッシュのデータ量が大きいので、ストレージを逼迫する可能性があります。
フィードリーダーを止める
最近は筆者の周囲でもフィードリーダーは使っていないという人が増えています。使っている人が増えているならGoogleリーダーもLivedoorリーダーも終了していない訳ですし、分からないでもないですが。
FacebookやTwitter、ソーシャルニュースリーダーのようなサービス/アプリで十分かも知れません。個人的にはフィードリーダーがなければ仕事が成り立たないですが、実は他の選択肢でもカバーできるかも知れませんよ。