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ハーバードメディカルスクールのサンジブ・チョプラ教授による『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)から毎日ひとつずつ、健康の素朴な疑問をご紹介します。 image via Shutterstock
A.ウソ。
栄養学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』に掲載された、2010年の日本の研究は、354人の子どもを対象に十分に制御された二重盲検ランダム化比較試験を行い、ビタミンDは一般的な抗ウイルス薬よりも風邪とインフルエンザの予防の効果が高かったと結論づけている。
『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より
正解はビタミンCではなくビタミンD。
チョプラ教授によると、通説となっているビタミンCよりも、「太陽のビタミン」ことビタミンDのほうが予防効果が高いことを示唆する研究成果が相次いでいるとのこと。冬に風邪をひくと「暖かくして出かけなかったから」と反省しがちですが、じつは日光不足でビタミンDが欠乏し、免疫が低下したことが要因かもしれません。
冒頭でご紹介した調査に参加した子どもたちはというと、一般的な予防接種を受けた子どものリスクが10%低下したのに対し、1日あたり1200IUのビタミンDを摂取して感染にさらされた子どもは、風邪とインフルエンザの罹患率が50%以上低下したといいます。ビタミンDの免疫パワーには驚くばかりです。
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RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2018/11/health_06.html