それにヘルスケアの専門家にも、“食べない方がよい”と言う人がいます。でも、あの真っ赤なトマトソースや、たまのフレンチフライを食べるのをやめるのは、ちょっぴり寂しい気がしますよね。
しかし、ご安心ください、どうやら真似する必要はないようです。そこで今回は、ナス科の野菜について調べてみました。ナス科の野菜を避けたほうがいいのは、どんな人でしょうか?
そもそもナス科の野菜とは?
image via shutterstockアメリカ農務省森林局の情報サイトによると、ナス科の植物には、ナスのほかにトマト、ジャガイモ、ピーマンなど数多くの野菜や果物が含まれ、またベラドンナやタバコのような有毒な植物もその一部に含まれています。
ナス科の植物はすべて、有益な化合物と毒性の化合物の両方を成分として持っています。たとえば、トマトとナスには、リコピン(正式には“リコペン”)やアントシアニンなどの健康によい植物性栄養素が豊富。
でも、アルカロイドと呼ばれる天然の殺虫作用のある化学物質も成分のひとつに入っています。これは植物がおなかを空かせた虫から身を守るためと考えられていますが、いろいろな研究によると、人間が食べても厄介な問題の原因になる場合があります。
一般的なナス科の食品
トマト ジャガイモ ナス ピーマン オクラ クコの実 パプリカ カイエンペッパーナス科の野菜は身体によくないの?
image via shutterstockナス科の植物に含まれるアルカロイドなどのせいで、気分が悪くなる人もいるようです。
科学的な裏付けのない事例としてですが、消化の問題が起きたり、ある種の病気を悪化させたりすることがあるとされています。それでも、マッシュポテトやナスのチーズ焼きを食べて卒倒したという話は聞きませんよね。
消化の問題を起こす理由としては、「アルカロイドが腸の透過性(バリア機能)に影響して、炎症を促しているという推論があります」と、管理栄養士のエリザベス・ショーさん。どうしてそうなるのかは専門家にもよくわかっておらず、アルカロイドが誰にでも問題を起こすわけではないのも確かといいます。
ですから、ナス科の植物が身体によくないかどうかは、健康状態しだいだと考えられます。
「胃腸に問題がある人や、激しい炎症が起きやすい病気(炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、乾癬、関節炎など)の人は、ナス科の植物に含まれるアルカロイドのせいで気分が悪くなるおそれがあります」とショーさん。
さらに、アルカロイドは明らかに毒物ですから、大量に摂れば健康な人でも具合が悪くなるかもしれません。専門家の見解では、200〜400mgで十分に吐き気や下痢、嘔吐、頭痛、めまい、不整脈などの症状が出ると考えられています。
ナス科の野菜を安心して食べるには?
image via shutterstockでも、ナス科の食品をきっぱりとやめる前に、それほど大量のアルカロイドを取るのは実際上、不可能だと理解しましょう。
つまり、ナス科の野菜すべての中で、ジャガイモがこの有害な化合物を最も多く含みますが、それでもとっても少量なのです。研究によると、具合が悪くなるには何百kgものジャガイモを食べなければならないほど。
とはいえ、それはジャガイモがわりあい新鮮な場合。緑色に変色したり、芽が出たりした古いジャガイモは、アルカロイドの含有量が高くなりがちという研究結果があります(ジャガイモは光に長く当たっているほど、緑色に変色します)。
それでもおそらく具合が悪くなるレベルではありませんが、わざわざ危険を冒さなくてもいいでしょう?なるべく新鮮なジャガイモを選び(その方がおいしいし)、少なくとも緑色に変色したところは取り除いて。
結論:ナス科の野菜は避けなくてもよい
image via shutterstock避ける必要はない可能性が高いでしょう。
ナス科の野菜は健康によいビタミンやミネラル、植物性栄養素、食物繊維がたっぷりです。がん、心臓の病気、認知機能の衰えといった慢性的な病気のリスクを下げてくれます。そのため、ナス科の野菜を食べて気分がよい限り、メニューから外さない方がよさそう。
「大半の人はナス科の野菜を安全に楽しめますし、私は強くすすめているくらいです」と、アメリカ栄養士会指名委員会のメンバーで管理栄養士のクリスティーン・パルンボさん。
消化器系の問題や炎症性の症状がある人でも、同じかもしれません。パランボさんの説明によると、許容レベルには個人差がありますし、アルカロイドの含有量は野菜によって違いますから、人それぞれ安全に食べられる野菜と食べられない野菜がありそうです。
そこで、ナス科の野菜すべてを一度に除外するのではなく、食べた品目の記録をつけて、何か症状が現れたら記録する方法をおすすめします。
「食品に対する感度は量によりますし、遅れて現れますから、何かのパターンがわかるまで数日かかることもあります。症状の原因と思われる食品が見つかったら、数週間それを除外して、変化があるか見てみましょう」(パルンボさん)
それで改善するなら、その食品をやめるか、食べる量を減らします。
ナスをおいしく食べるレシピ
Marygrace Taylor/8Will Avoiding Nightshade Vegetables Really Cure Your Inflammation?
訳/STELLA MEDIX Ltd.
コメント
コメントを書く>>16 山岡さんオッスオッス
>>26
重曹に発がん性があるとする具体的かつ信頼できるソースをどうぞ
厳密に毒性の一切ない食べ物なんて存在しない定期
まあ科学的に考えれば考えるほど「絶対大丈夫」なんて言葉は使えないしな
作物育てるのに酸性雨の主成分で多くの材料の腐食を進行させさび付かせる効果のある液体を使ってるらしいぞ
>>26
特定農薬を勘違いしているのか?
確かに重曹は特定農薬で国の農薬登録を受けてないけど、
「人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれがないことが明らかなもの」じゃないと特定農薬にはなれないぞ
そりゃ重曹でもガンがでるかも知れないけど、毎日あり得ない量を摂取しないと無理だな
今と比べれば遥かに基準の適当な農薬野菜、有毒ガスだらけの空気、精度の低い健康管理で育った世代が老後を満喫してる辺り、この程度欠片も問題にならないだろうよ。
複数の方々がすでに指摘していますが、このブロマガのアカウントは複数のライターからなる株式会社のものです。
ですが、そのライターは医療の専門家でも、科学の専門家でもなんでもない、経歴の怪しい人物の寄せ集めに過ぎません。
毎回根拠どころか、妥当性すらない記事を公開しているのですが、運営は全然対処しないんですよね。
このアカウントに限らず、すでにあちこちで悪質なブロマガを書くユーザーがいるようですが、これらに対する制裁処置や、記事を公開する前に査定する体制が整っていないことが問題です。そろそろ運営は読者からの通報システムを実装すべきでは・・・。
>>35
ラットでの慢性毒性/発癌性併合試験では通常混餌投与が採用される
餌に一定量の被検物質を混ぜてほぼ一生(2年間)投与し続けたのち剖検するのである
毒性の低い物質の場合,最高濃度に相当する2500 mg/kg/dayが投与される
これは50 kgの成人なら毎日125 gに相当する
毎日125 gなら食塩でも十分癌になる
言い換えれば今使われてる農薬は
こんな無茶な量でも癌にならないって事
>>31
発癌性試験で陽性っつーのはダメ?w
自分の知識のなさを棚上げしてクレクレはいただけないね
因みに致死量は200-300gだよ
まぁそのまま一口飲み込んだだけでも
すぐに嘔吐するだろうけどw