正直、幼少の頃からムードメーカーの素質をもってる人はいます。それは育った環境の影響が大きいと思います。だから、個性がある程度固まった大人になってから、急にムードメーカーになることは至難の技(苦笑)。
ただ、ムードメーカーのやってることをちょっとマネするだけで、コミュニケーションの能力はアップします。
なぜなら、ムードメーカーこそが、周りのモチベーションをあげ、チームに一体感を生みだす、スーパー社交的な人だからです。
今回は、皆さんがマネできる、ムードメーカーがやってる職場でのコミュニケーション術を紹介します。
自分のテリトリー以外をやる
誰もが自分のテリトリー以外の仕事をしたがりません。そりゃそうですよね。全く評価対象に入らないのに、同僚の仕事の相談にのったり、全く関係ない雑用を手伝ったリして、自分の仕事の時間がとられるのは普通は嫌です。
ムードメーカーは、積極的に自分の仕事を犠牲にしても、他人のために時間を割いてます。その分、自分の仕事の処理が遅れてしまうこともしばしば。ただ、周りからはすごく慕われています。
やっぱり周りの人たちは見てるんですね。たとえ自分の業務を犠牲にしても、周りに対するその親切心が、後々、自分に2倍、3倍と信頼として返ってくる。特に、役職が上の人ほど、やると成果はあらわれます。
社内の飲みにケーションで自分を売り込む
ムードメーカーは、自分のキャラが確立していて、社内でも浸透してます。それはなぜか?
よく観察してみると、社内の飲み会に積極的に参加して自分を売込んでいます。いわゆる社内営業もちゃんとやってるんです。
日中、社内で「私はこんなに優しい人」、「私はこんなに面白い人」と周りの人に伝えることは難しいですよね。そんなことを言う暇があったら、仕事しろよ! と普通は怒られます(苦笑)。
だから、仕事が終わってから社内の飲みにケーションに参加して、昼間は見せない自分の違った一面を、飲みながら皆に伝えています。
最近、社内の飲みにケーションに参加したがらない人が増えてます。プライベートの時間を犠牲にしたくない! その気持ちもわかります。
これもまた、冒頭にもふれた自分のテリトリー以外の仕事はしたくない! と同じこと。もし、あなたが社内でムードメーカーになりたいなら、自分のテリトリーから一歩でも外に出ることからはじめてみることをオススメします。
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イラスト/古荘風穂
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バカなの?
人の仕事手伝って自分の仕事が遅れたり疎かになったら本末転倒じゃないか
人に気にいられて好かれようとする前に自分の義務を果たせよ
仕事が遅くなる(タイムリミットには間に合っている)と遅れる(間に合っていない)は別物
自分の仕事して残った時間というリソースを人のために回すのか
自分のために使い切るかで、周りの信頼は変わるよってことかと
飲ミニケーションに付き合わないと得られない信頼まではいらんけど