──ライフハッカー[日本版]より転載
玉ねぎは香りの強い食材で、よく強い辛味や深く成熟した旨味を料理に加えるのに使われます。
しかし、焼き玉ねぎはそうではなく(マイルドで)、私のお気に入りの玉ねぎ料理です。
バター焼き玉ねぎは、甘くて柔らかくて、ほとんどフレンチオニオンスープに思える出汁のような美味しさがあります。家庭的でほっこりする副菜になる上、必要な材料はたったの3つだけです。
昔から、焼き玉ねぎにはヴィダリア・オニオンがよく使われていますが、甘くて辛味が弱い玉ねぎであれば何でも大丈夫です。
皮を剥き、上の芯の部分をくり抜いて、その穴にバターと好きなブイヨンを詰め、とろけるほど柔らかくなるまで焼くだけです。
焦がしたり、キャラメル化したりせず、手抜きの味付けとバターで、じっくりとやさしく火を通すだけ。材料は以下の通りです。
「バター焼き玉ねぎ」の作り方・レシピ
材料:
玉ねぎ 1個 バター 大さじ1+小さじ1 ブイヨン キューブ1個(何味でもいいですが、ビーフのブイヨンだとフレンチオニオンスープ感が出ます)作り方:
(1)玉ねぎが自立する程度に根を切り落とし、皮を剥いたら、玉ねぎの上部の芯の部分をくり抜きます。くり抜く大きさは、バターとブイヨンが入るくらいです。
(2)バターとブイヨンを混ぜて練り、玉ねぎのくり抜いた穴に詰めます。
(3)玉ねぎをアルミホイルで包んで、上部でひねって留め、メタル・玉ねぎのようにします。
(4)ホイルで包んだ玉ねぎを約180度のオーブンに入れ、柔らかくなるまで60〜70分間焼きます。
(5)ホイルから出せば出来上がり。焼いた玉ねぎを切ると、スライスした玉ねぎがとろけて重なり合います。
焼き玉ねぎは、それだけでも副菜として成立します。
けれど、最近私はその日の夕食のソースに使ったりもします。
昨晩は、ポークチョップを焼いた後の鍋にベルモット酒(ヴェルムト/白ワインベースのフレーバーワイン)を入れ、そこに焼き玉ねぎ(とブイヨン入りの汁)を加えてみたら、これがリピート確定の美味しさでした。
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Photo: Claire Lower