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白髪染めとトリートメントが同時にできる。「ヘナ」のカラーリング方法
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白髪染めとトリートメントが同時にできる。「ヘナ」のカラーリング方法

2013-12-10 12:30

    頭皮トラブルの予防や、艶のある美しい髪へ導く「ヘナ」を使ったヘアケア。前回は、頭皮ケアとトリートメントとしての、ヘナケアの使い方をご紹介しました。そして今回は、白髪を染める場合の使い方と注意点を詳しくご紹介いたします!

    ヘナを使った白髪染めの仕方

    (1)熱湯でないお湯(50度~60度)で髪にまんべんなく塗れる量のヘナを溶かし、もったりとしたペースト状にします。その後、1時間~ひと晩寝かせてから使います。冬場は頭皮の温度が下がりやすいので、ユーカリ精油を1~2滴加えて、頭皮温度が上がり染まりやすいようにしておきます。

    (2)使用前にペーストが冷えている場合は、軽く湯煎してペーストを人肌程度に温め、濡らしていない頭皮に直接塗っていきます。素手では手の爪が髪と同じように少し染色されますので、ビニール手袋などを使います。地肌に揉み込んだら、目の粗い櫛などを使い、髪にまんべんなく塗布していきましょう。

     (3)白髪をヘナ色(髪質によりますが赤オレンジのような色)にしっかりと染めたい場合は、3~4時間程度、ヘナを塗布したまま放置します。

     ※長く置くほど、色がしっかりと入りますので、人によっては半日ほど放置する方もいらっしゃいます。時間のある時に行なうといいですね。放置時間を長くする場合は、風邪をひかないようにタオルなどで髪を巻いて待ちましょう。

     ※ダーク系の色に染めたい場合は、インディゴ(藍)など色の濃くなるハーブをブレンドして塗布すると、黒に近い色で染めることができます。自分でブレンドするのが難しい方は、黒色風に染まるようにあらかじめ配合されたブレンド粉が販売されていますので、そちらを使いましょう。

     (4)シャワーでヘナをシャンプーなどは使わずにしっかりと洗い流します。ただし、水への色落ちは完全にはなくなりません。また、染め終えた後は数日、多少色落ちしますので、寝具などにはタオルを敷いておくことをおすすめします。

     ※髪を染めたい場合は、1~2週間に1回程度のペースで始めると、回を重ねるごとにより自然な色に染まり、さらには美髪としての効果を感じやすいと思います。

    カラーリングやパーマなどで、過度に痛んでいる髪の場合、ヘナを使うと最初のうちは、乾燥によってごわつきやぱさつきが余計に気になるということがあります。しかし、繰り返し使用しているうちに髪が丈夫になり、潤いが増し、健康的な美髪になりますので、諦めずに繰り返しトライし続けてみましょう。 

    染める前のケアでパサつきを防止

    また、ヘナを染め粉として使う前に、頭皮にヘアオイルを揉み込んでよくマッサージをしておくと、髪のぱさつきが少し和らぎます。私自身も、縮毛矯正をかけていた過去があり、最初はごわつきが気になりましたが、回を重ねるとほとんど気にならなくなりました。今ではヘナを使うことで艶と潤いのある、まとまりの良い髪になっています。

    敏感肌やアトピーなどでヘアカラーが出来なかった人でも、安心して使うことができるうえ、頭皮ケアで髪が丈夫になります。しかし、まれにヘナに植物アレルギーを持つ方がいらっしゃいますので、心配な方はパッチテストを忘れずに行なってください。

    2回に分けてお伝えしたヘナハーブの使い方。いかがでしたでしょうか? 自分を愛し大切にする、特別なリラクゼーションのひとときとして、ヘナの日常使いをぜひお楽しみくださいね。

    photo by Thinkstock/Getty Images

     (立川奈緒子)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/12/034578hena_1210.html
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