(c)DALLOYAU
バレンタインが近づき、街ではチョコレートの入ったショッピングバッグを持つ人の姿が、見かけられます。フランスでは、本来男性から女性に贈り物をするのが習わしで、男性はこの時期、毎年女性へのプレゼントに頭を悩ませているようです。しかし、結局はチョコレートやブーケを選ぶ人が多いようす。
見た目も美しいチョコレートをつくるパティスリーと言えば、パリ。一流のパティシエがそろい、毎年競うように見た目も味も美味しいバレンタインガトーが発表されます。ここでは、パリで注目されているパティスリーのバレンタインチョコレートをいくつかご紹介します。
パリ風マカロンの老舗パティスリー「ラデュレ」(c)LADUREE
マカロンの老舗メゾンとして知られる「ラデュレ」では、ハートを象ったマカロン「Coeur Macaron individuel」(4.6ユーロ)が、期間限定で登場。ローズとジンジャーの上品な香りと共に、フランボワーズのコンフィチュールを楽しめます。また、サブレ・ブルトンをベースに、生クリームをたっぷり添えた、2人用のパティスリー「SAINT HONORE JULIETTE」(25ユーロ/集合写真右)は見た目も華やか。カップルの1日を甘く彩ってくれます。
パリの名門「DALLOYAU」の、ふたりで楽しめるガトー(c)DALLOYAU
ルイ14世の時代から、宮殿で名誉ある食膳係を務めていたダロワイヨの一族。その味覚のセンスは、今のパリの老舗パティスリー「DALLOYAU」へと受け継がれています。
今年のDALLOYAUのバレンタインパティスリーは、日本のバレンタインからインスパイアを受けた「Coeur Rouge ー 2 pers」、「Coeur Blanc ー 2 pers」(共に26ユーロ)を発表。フランスとは反対で女性から男性に贈り物をする日本のバレンタインをヒントに、ふたりで楽しめるサイズのパティスリーに仕上がりました。アーモンドをベースに、リ・スフレとフィヤンティーヌのサクサクとした食感とともにいただけます。レモン風味のホワイトチョコレートと、ジンジャー風味のフランボワーズソースが絶妙なマリアージュを楽しめます。
ほかにもパリのあらゆる場所で、日本でも有名なパティスリーやショコラティエが、腕をふるい、今年のバレンタインを盛り上げています。
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