【政局メルマガ(97)】

「自民党5派閥パーティ券問題の本質」

「米国による日本支配-最強のツールが東京地検特捜部」

 自民党の5派閥のが2018~21年の政治資金収支報告書にパーティー収入約4000万円分を過少記載したとして告発された問題が、岸田政権と自民党を揺るがす新たな材料となっています。

 岸田派会長を務める岸田文雄首相は、「あくまで事務的なミス」と主張した上で各種パーティの自粛など弥縫策で逃げ切ろうとしていますが、とんでもない事です。

 今回の問題に対する対応で、岸田文雄という人物がいかに国民をバカにしているか、問題の本質を理解せず、その場しのぎで逃げ切ろうと知るタイプの人間かが改めて明確になりました。

●「現金配布」こそ自民党派閥の根幹

 私が今回の件で改めて岸田氏の姿勢と人間性を強く批判するのは、主に2つの理由からです。

(1)自民党の派閥の本質的問題を、派閥パーテ