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有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか=
(有料メルマガ第44回・2009/10/27配信号)
※注 2009年10月現在の内容ですので留意下さい。
先週のコラムの最後に
『「資金管理のルール」の他にも重要だと考えている、投資のルールについてまた書いていきたいと思います。言ってみれば投資についての変らぬ鉄則、換えてはいけない鉄則について順次説明していきたいと考えています。
特に必要だと思われる場合は、その鉄則をいかに自分の投資に活用していったか、自分の投資ルールとして明確化して、頭に叩き込んで言ったかについて。そんなことを少し参考にご紹介していこうと考えています。』
と書きました。
ちょっと大げさに書くならば『株式投資で大事故をおこさないための基礎の基礎。変えてはいけない大鉄則』ということになります。このコラムを本にまとめるときは、こんなお題にしようと考えています。
今日は『株式投資に投下する資金は余裕資金のみに限定する』という点を投資ルールに加えるべきだと考えている理由を書いていきたいと思います。
株式投資など人間の欲望を変数として機能する制度で、生き残るためには、余裕資金以外で投資をすることは、絶対避けなければなりません。何が起こるかわからないのが相場の世界です。
自然界ならば、緑豊かな草原の道を走っていたら、急に南極のような氷に閉ざされた氷の世界になって、その次に灼熱の砂漠になって、また美しい森林に囲まれた場所になるようなことは、先ず常識的にはありません。
しかし株式投資などでは、いままで誰でも儲かる「さるでも儲かる」なんて、バラ色の相場環境が続いている時に、大地震が起こって東京が壊滅するとか、ア メリカで大規模なテロが起こって旅客機が高層ビルに突っ込んでビルが倒壊してしまうとか、危ない隣国が核ミサイルとぶっ放す、なんてことが起こったら、そ の瞬間から、緑の豊かな草原が氷の世界に激変してしまうというようなことが起こりえます。
2008年に経験したサブプライム問題を皆さんも経験したばかりなので、納得していただけると思います。
状況が落ち着くまで株価は、手のつけられない暴落を余儀なくされる場合も無いとは言えないのです。ブラックマンデーを経験した時は、まさにそんな感じを 受けました。9.11米国同時多発テロの時も同じです。サブプライム問題が深刻化した去年から今年の3月くらいまでも、同じような厳しい状態でした。
その時、余裕資金で投資をしていれば、株価の急落にあわてて損切り撤退などしなくても耐えることが可能です。一時的に株式市場から逃げ出した資金も株式 市場に戻ってきて、まともな企業の株価は正常な状態にもどっていくでしょう。自分の投資した企業の企業活動に天災や人災が影響を与えないと分かれば、株価 の回復もそれほど時間がかからないと思います。少なくとも過去の株式市場では、突発事故により企業業績に影響を受けなかった企業の株価は回復していきまし た。
しかし株価が暴落しているうちに、そのお金を使うべき本来のイベントの期限が到来すれば、株式に投下している資金を引き上げる、つまり暴落した株価で株 を売ってしまわなければならないことになってしまいます。株式投資から資金を引き上げてしまったら、その後株価が反騰して、自分の買った株価にもどったと しても、もう自分には関係ありません。
したがって、株式投資に投下する資金は、少なくとも1年以上は使う予定のない余裕資金で行なわなければならないのです。もちろん親がお金持ちで、親から 借金して危機を凌げる人もいれば、別の遊休資産を沢山持っていて、それらを処分して、お金を使うイベントを乗り切ることが可能な人もいるでしょう。これは 人それぞれ、今もっている財産の総額や、毎月の安定収入、頼りになる親族など投資家一人ひとりで状況は違います。
ただ株へ投資した資金を使う以外に本来のイベントを乗り切ることができない人は、余裕資金で株式投資をするという鉄則は守るべきだと考えています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
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本日配信の有料メルマガでは、世界トップシェアの製品群を持ち、高技術研究開発により新分野も伸長しており、含み益を多く持つ不動産を所有しており、低PER低PBRで、投資家に人気のある優待を持つ企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「イギリスのEU離脱の可能性が高まったと世界中の投資家が考えたのか、大きくドル円相場が円高に傾いて、先週には日本株は大きく沈 み込むような動きを見せたものが多いです。しかも為替相場に業績が影響を受けない内需企業の株価も大きく下げました。投資対象の研究を怠らず、自分が安心 してホールドできる理由のある企業への投資チャンスをじっくりと待ちたいと考えて預貯金からのシフトを我慢しつづける日々を送っています。」と題し、外部 環境に翻弄されることなく、この際にしっかりと企業研究をする重要性を提言しています。
さらに、高配当優待利回りで低PER低PBRの気になる銘柄を、具体的に5社ピックアップしております。
金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
銘柄研究 わらべや日洋(2918)
銘柄研究 ミライアル(4238)
過去サンプル(コラム)
特別掲載 バランス・シートを読むための簡単な知識(2)
今年の3月末の状況を見る限りでは低PER銘柄が有利だと感じる
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/10/30)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
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※注 2009年10月現在の内容ですので留意下さい。
先週のコラムの最後に
『「資金管理のルール」の他にも重要だと考えている、投資のルールについてまた書いていきたいと思います。言ってみれば投資についての変らぬ鉄則、換えてはいけない鉄則について順次説明していきたいと考えています。
特に必要だと思われる場合は、その鉄則をいかに自分の投資に活用していったか、自分の投資ルールとして明確化して、頭に叩き込んで言ったかについて。そんなことを少し参考にご紹介していこうと考えています。』
と書きました。
ちょっと大げさに書くならば『株式投資で大事故をおこさないための基礎の基礎。変えてはいけない大鉄則』ということになります。このコラムを本にまとめるときは、こんなお題にしようと考えています。
今日は『株式投資に投下する資金は余裕資金のみに限定する』という点を投資ルールに加えるべきだと考えている理由を書いていきたいと思います。
株式投資など人間の欲望を変数として機能する制度で、生き残るためには、余裕資金以外で投資をすることは、絶対避けなければなりません。何が起こるかわからないのが相場の世界です。
自然界ならば、緑豊かな草原の道を走っていたら、急に南極のような氷に閉ざされた氷の世界になって、その次に灼熱の砂漠になって、また美しい森林に囲まれた場所になるようなことは、先ず常識的にはありません。
しかし株式投資などでは、いままで誰でも儲かる「さるでも儲かる」なんて、バラ色の相場環境が続いている時に、大地震が起こって東京が壊滅するとか、ア メリカで大規模なテロが起こって旅客機が高層ビルに突っ込んでビルが倒壊してしまうとか、危ない隣国が核ミサイルとぶっ放す、なんてことが起こったら、そ の瞬間から、緑の豊かな草原が氷の世界に激変してしまうというようなことが起こりえます。
2008年に経験したサブプライム問題を皆さんも経験したばかりなので、納得していただけると思います。
状況が落ち着くまで株価は、手のつけられない暴落を余儀なくされる場合も無いとは言えないのです。ブラックマンデーを経験した時は、まさにそんな感じを 受けました。9.11米国同時多発テロの時も同じです。サブプライム問題が深刻化した去年から今年の3月くらいまでも、同じような厳しい状態でした。
その時、余裕資金で投資をしていれば、株価の急落にあわてて損切り撤退などしなくても耐えることが可能です。一時的に株式市場から逃げ出した資金も株式 市場に戻ってきて、まともな企業の株価は正常な状態にもどっていくでしょう。自分の投資した企業の企業活動に天災や人災が影響を与えないと分かれば、株価 の回復もそれほど時間がかからないと思います。少なくとも過去の株式市場では、突発事故により企業業績に影響を受けなかった企業の株価は回復していきまし た。
しかし株価が暴落しているうちに、そのお金を使うべき本来のイベントの期限が到来すれば、株式に投下している資金を引き上げる、つまり暴落した株価で株 を売ってしまわなければならないことになってしまいます。株式投資から資金を引き上げてしまったら、その後株価が反騰して、自分の買った株価にもどったと しても、もう自分には関係ありません。
したがって、株式投資に投下する資金は、少なくとも1年以上は使う予定のない余裕資金で行なわなければならないのです。もちろん親がお金持ちで、親から 借金して危機を凌げる人もいれば、別の遊休資産を沢山持っていて、それらを処分して、お金を使うイベントを乗り切ることが可能な人もいるでしょう。これは 人それぞれ、今もっている財産の総額や、毎月の安定収入、頼りになる親族など投資家一人ひとりで状況は違います。
ただ株へ投資した資金を使う以外に本来のイベントを乗り切ることができない人は、余裕資金で株式投資をするという鉄則は守るべきだと考えています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「イギリスのEU離脱の可能性が高まったと世界中の投資家が考えたのか、大きくドル円相場が円高に傾いて、先週には日本株は大きく沈 み込むような動きを見せたものが多いです。しかも為替相場に業績が影響を受けない内需企業の株価も大きく下げました。投資対象の研究を怠らず、自分が安心 してホールドできる理由のある企業への投資チャンスをじっくりと待ちたいと考えて預貯金からのシフトを我慢しつづける日々を送っています。」と題し、外部 環境に翻弄されることなく、この際にしっかりと企業研究をする重要性を提言しています。
さらに、高配当優待利回りで低PER低PBRの気になる銘柄を、具体的に5社ピックアップしております。
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銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
銘柄研究 わらべや日洋(2918)
銘柄研究 ミライアル(4238)
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