有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=「出来高の増加に注目して、より早く高く上がる銘柄を選びたい」=
  (有料メルマガ第331回・2015/5/26配信号)


※注 2015年5月現在の内容ですので留意下さい。


【前略】

 必然的に上がる株に投資したいと願って努力していても、運には勝てません。これは当たり前のことかもしれません。『運用』というのは『運』を『用』(も ち)いるということだからです。昔、誰かの本に書いてあったな~ということを、ある投資家さんがブログに書いておられたので思い出しました。

 株式投資も運用ですから『運』を使います。しかし『運』に頼るためにも株を買うというリスクを、まず取る必要があります。

 短期的にでも株価が下がるというリスクを取りたくないという人は、株式投資には向かない人だと思っています。


 株式投資では、『常に安全にリスクを避けるようにプレイしていたのでは勝てない』というルールが存在しています。現金にしがみついているようでは株式投資では勝つことが出来ません。当たり前ですよね。株を買わないのだから。

 株式投資で利益を上げるためには、株に投資して損するかもしれないリスクを取ることが絶対に必要です。

 人生を60年以上、株式投資を30年以上続けてきて痛感することは、株ばかりではなく仕事でも結婚でも、人生でもリスクを全く取らないことこそ、最大のリスクになるということです。

 「リスク管理」「リスク許容度」「リスク回避」の違いをよく理解しておくことが重要だと思っています。


 幸運の女神さまは、ものごとのやりかたをきちんと理解して、最大の努力で準備を続けてきたものに舞い降ります。このこともこのコラムで言い続けていることです。

 もっと露骨に表現すると、『富というものは儲けの仕組みをきちんと理解して、自分にできる最大の準備を怠りなく続けているものに転がりこんでくるものだ。』ということになります。

 株式投資をする場合でも、いつものやり方で利益を増やすように努力を続けていく一方で、『大きなカタリストを生み出している新しい変化』を見つけたらそのカタリストにも目を向けて、そのチャンスを取りに行くことも行うべきだ、とも考えています。

 より有望な『チャンス銘柄』が現れたと確信できたなら、果敢にその『チャンス銘柄』を取りに行くべきだと、考えているのです。


 もちろん株式投資には多くの違う意見を持ったプレーヤーが存在しています。資金力が大きなプレーヤーもいれば、私たちのような小さな資金でプレーしているものもいます。

 資金力の大きな投資家が資金力を振り回して仕掛けてくる大ナタを、うまくかいくぐり利用して上手に動ける才覚も磨いていきたいと望んでいます。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 また、コラムでは、「イギリスのEU離脱はロードマップが無いために、離脱が完了するまでには2年などという短期間では無理だと予想できます。イギリス の若い世代の多くはEU残留を望んでいるので、EU離脱までに数年かかると、国民投票がまた行われて、残留という可能性も捨てきれません。日本よりずっと 影響を受けるはずの米国のダウ平均株価は、すでに6月24日の前の状況に近づいてきています。そのことを忘れないで、投資判断をしていきたいと考えていま す。」と題し、現在の投資環境で必要な心構えとリスクへの考え方を提言しています。

 さらに、不動産の含み益が時価総額並みに大きく、同時に主力事業も好調な企業を5銘柄挙げて、数値の確認などを行っています。

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過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
 銘柄研究 わらべや日洋(2918)
 銘柄研究 ミライアル(4238)

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