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変化のときか
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変化のときか

2018-07-02 23:49
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     ワールドカップが白熱しています。
     コロンビア、ポーランド、セネガル・・・H組チームの誰もが日本戦での勝ち点3を読んで予選に臨んだものと思われますが、ところがどっこい、期待の高かったコロンビアとポーランドが苦戦しています。

     イタリアが出場を逃したり、ドイツが最下位で一次リーグ敗退となるなど、波乱含みではありますが、この変化も世の常なのでしょう。

     2試合で勝ち点4は嬉しい限りです。日本チームは頑張っています(^^)
     今夜は対ポーランド戦。世間の評価や予想など気にせず、引き分けなどと言わずに勝ち点7での予選突破を祈っています。


     さて、今年に入ってからのトランプ劇場相場はどうなる事やら・・・。

     個別企業の行動にまで口を出す、アメリカ凋落の象徴ともいえるナルシシスト政権。所謂ポピュリズムでは無く、政権維持のためにアメリカ内部の白人優越主義とも言える感情の政治利用であり、最後の盛り上がりのようにも感じます。
     とは言え、何時までも思い付きや、行き当たりばったりの貿易戦争(人気取り)をしていても誰の得にもならないことが明らかになってくるはずで、次は経済対策やバラマキ政策になるでしょうから、秋を迎える頃には落ち着いてくると予想しています。


     米国中間選挙の動向予想にかかわらず、既に世界が変わりつつあるものと考えれば良いかと思います。
     このような混乱している時にこそ将来性のある国への投資や、業績向上期待のある会社を探し出し、地道に投資を進める機会ではないでしょうか。慌てずとも今年も何度かは投資タイミングが訪れるのでしょう。

     但し、米国の好景気も10年目、アベノミクスも6年目です。過剰流動性相場も、もうそれほど長くは無いはずと心得ながらの投資になろうかと思います。


     加えて、最近は大手外資系証券(ファンドなど)や○ムラ・インターナショナルによる空売りがあちこちの銘柄で目立ちます。相場が成熟しつつある中で、上がった株を空売りして儲けようと大手金融が株価操縦まがいに派手に空売りを仕掛けるのですから一般投資家は堪りません。

     一昨日(26日)引け後に、大和証券が昭和電工を2から1へ変更したため、昨日(27日)は買われて始まりましたが、間もなく売られ気味になり、高値から4.2%も下げて引けました。
     この銘柄も外資系大手各社の売り手口が急増しています。彼らは儲けるためには力づくで株価を動かしてきますが、大手金融なら相場操縦をしても良いのか?森金融庁長官に聴いてみたいです(^^)


     先日は読者の方から、「東海カーボンを持ち中間決算を楽しみにしている」とのコメントをいただきましたが、このように個人投資家が好業績を評価して株式投資をしても、大手金融がそれを逆手にとって売り崩すような市場では危なくて投資など出来ません。

     もっとも、足元の企業業績を調べてみても、今のところ製造業は全体的に4~6月の四半期で悪い決算は出そうもありません。為替も円安気味に推移していますし、各種製品の値上げも進んでいます。

     カーボン各社にしても7月からの黒鉛電極の値上げ分はそっくり利益になりそうな様子ですし、来期の注文まで積み上げていると言うのに下期の利益予想は上期以上に相当に控え目です。大型償却が済んでしまった前期からは利益を抑えられなくなっていますから、通期では物凄い増益になりそうです。幾ら保守的企業とは言え、こんな時こそ大型の株主還元策を採って欲しいですね。


     いずれにしても資金力の無い我々は、くれぐれも気を付けて、ファンドなどの違法行動に注意しつつ投資をして行かねばなりません。

     当局は大手金融には寛容な(仲間の)ようですから、貯蓄から投資へ、NISAで・・・などの宣伝を鵜呑みにせず、資産を防衛せねばなりません(苦笑)


     まあ、余りお金の事ばかり考えてもキリが無いですから、今夜はマーケットよりWC日本戦を楽しみたいと考えています(^^)


    (街のコンサルタント)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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