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~乱舞する小型株に続く銘柄をいかに選ぶか~
ソフトバンクGなど225採用の主力銘柄が頭重くなる中で、時価総額の小さな訳ありの小型株があちらこちらで乱舞。思わずついていきたくなりそうな展開ですが、ついていくとこれがまた大変。百戦錬磨の相場の仕掛人にしてやられるのではないかとあきらめてしまうのがオチです。
ここではこの流れの先に見えてくる年末に向けた相場展開に関心を向けておきたいところです。
筆者は11月3日にまた渋谷でのセミナーで講師を務めさせて頂きますが、かなり自信を持って年末に向けた相場展開をお話したいと今から楽しみにしています。ですからぜひ皆さんには足を運んで頂ければ幸いです。
詳細は http://www.okuchika.net/?eid=8006
アベノミクス相場とも言うべき2013年以来の株式相場の中で、オリンピックを2年後に控え、消費税増税が実施されそうな微妙な段階で通常のセオリー通りの株式投資が難しくなっている中ですのでここでの投資戦略はやや複雑なものとなりそうですが、余り難しく考えないで、単純な発想で臨みたいと考えています。
9月22日のセミナーでは、「出遅れ中小型銘柄の投資ポイント~株式投資の楽しみ方」と題してバリュー銘柄や成長銘柄、テーマ銘柄、IPO銘柄などを取り交ぜてお話をさせて頂き、冒頭にアドソル日進株の動向、途中でクロスフォー株の動向をお話し、最後に6銘柄で構築した500万円ポートフォリオ(期間6か月)も提示させて頂きました。
あれから1か月しか経過していませんし、中小型株なのでポートフォリオ全体ではまだ十分に成果は上がってないようですが、そのうちの皆さん注目のクロスフォー(7810)は10%余りの成果を生んでいるようです。今期からの新製品投入で大きく業績が変化するとの期待が背景にある点は皆さんも十分にご存知かと思います(今週26日はそのクロスフォーの株主総会が開催予定です)。
要するに企業の成長のベクトルに力強さを感じるかどうかが重要だと言うことです。
その企業成長の図式を投資家の皆さん個々にどう描けるのかで評価は異なります。その成長のベクトルは現在が小さければ小さいほど投資家のリターンは大きくなります。
現在の時価総額20億円台の材料銘柄、テーマ株への投資家はそうした発想でまだすべてに水準が低い銘柄をまことしやかに成長の姿を頭に描いてアクションを起こしているものと推察されます。
これらは需給の良さも手伝って突拍子もない株価水準にまで至っている銘柄が散見され、既に一般的にはリスクを感じさせます。
とは言え、私は月曜日にかつて企業訪問したことのある直近になって株価急騰を演じた地域新聞社の決算説明会に出席する予定です。果たして成長のベクトルが本当に高まっているのか?を密かに確認して参ります。
こうした小型株の乱舞で類似した企業の株価もかなり割安に感じられるようになってきましたが今回のセミナーでは少しまともな割安感のある長期下落トレンドにある銘柄の中で、年末に向けた投資作戦の一端をお話させて頂きますので宜しくお願いします。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)