本日の識学(7049・マザーズ)を皮切りに2019年のIPO相場がスタートした。
公開価格1800円に対して2.5倍となる4550円で初値がつき終値は4700円。
やや割高な印象はありますが、第1号銘柄の順調なスタートを印象付けました。高値は5040円、安値は4425円で出来高は放出株数33万株(公募24万株、売出9万株)の2.7倍にあたる88万8600株となりました。
公開価格で100株入手できた投資家が初値で売却した場合の利益金は27.5万円となります。初値で買って投資家も既に評価益が出ているか高値付近で売却したとしても多少は実現益が出たと考えられます。
予想経常利益が3億円以下ということで115億円の時価総額には冷静にみればやや割高感もあって明日以降は多少の波乱が想定されますが、まずは順調なスタートを切ったと言えます。
明日のリックソフト(4429・マザーズ・公開価格4000円)、明後日の東海ソフト(4430・東証2部・公開価格1500円)、28日のフロンティアインターナショナル(7050・マザーズ・公開価格2410円)、
スマレジ(4431・マザーズ・公開価格1370円)と2月IPO相場は続いていきますが、既に3月のIPO銘柄も本日現在で16銘柄がノミネートしています。2月の5銘柄と合わせて21銘柄。
これらの中からお宝のような銘柄が登場する可能性も秘めています。
実は本日の有料メルマガでは昨年12月の19のIPO銘柄についてもチェックしてみた結果をお示ししていますが、ソフトバンク(9434)の後のIPO銘柄の動きは極めて変化していることが分かります。
中にはオプショナルツアー専門オンライン予約サイトを展開するベルトラ(7048・マザーズ)のように初値から高値まで3倍以上に株価が上昇した事例も見出せる状況があります。
暗く沈んだブラッククリスマス時の安値から一気にパフォーマンスを高めた銘柄群がIPO銘柄に多いことが分かるかと思います。
皆さんもぜひ直近IPO銘柄を吟味されてみてはいかがでしょうか。
(炎)
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