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バリュー株はいつ動く?
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バリュー株はいつ動く?

2019-03-14 01:48
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     株式市場でうごめくホットマネーが戻り相場の中で個別銘柄にも押し寄せているとの印象が持てます。
     強い銘柄と弱い銘柄の差が見られ、皆様の運用成果にも銘柄の選定次第で格差がついているのではないかと思います。

     運用は運を用いると書きますが運よく時流に乗る銘柄に軸足を置かれている投資家はニッコリ。時流に乗らない銘柄ばかりを持っている投資家はいらついてばかり。なんて結果が生まれているのかも知れませんね。

     運ではなく銘柄選定力の実力の結果だという投資家からのご意見も頂けそうですが、投資の方向感としては好業績で成長性の高いと見られる銘柄に投資することや将来への期待をもった材料株、IPO銘柄、テーマ株が主体となっての株価の潮流が感じられる昨今の相場展開です。


     超大型銘柄は6000億円の自社株買いを表明しAI群戦略を推進するソフトバンクGを中心にした展開ですが、、全体相場が半値戻りを達成したばかりで、既に利益確定売りの勢力に頭重い展開が相変わらず見られるために絶えず慎重な見方をしている投資家が多いものと思われます。

     流動性重視の展開で、出来高を見ながら人気化の方向性を探っておられる皆さんも多いのかと思いますが、その結果まったく見向きもされなくなった不人気銘柄群があちらこちらに出現していて、全体相場は一部の材料株に限定されたゲリラ的な動きが見られるに留まっている。

     株価は企業経営の結果生まれた企業価値と企業経営者の意識やビジョンが決め手となって変動を続けている。投資家は夢を語る経営者にリスクマネーを投じてみたくなる。


     先週開催されたある会社の設立20周年記念パーティが都内某所で開催された。名古屋セントレックスに上場するガイアックス(3775)を皆さんはご存知だろうか?ソーシャルメディア事業とシェアリングエコノミー事業に軸足を置く若い企業だ(社長は45歳)。

     シェアリングエコノミービジネスに強い関心を持つ創業者の上田社長は延べ900名ほどの大勢のパーティ参加者の前で設立した時から今日までの歩みを熱く語っていたが、皆さんはシェアリングエコノミーをどのように捉えていますか?
     米国ではウーバーなどのシェアリングエコノミーが台頭し日本でもこの分野で多くの若いベンチャー企業が成長を目指して活動中だ。同社はそうしたシェアリングエコノミーのベンチャー企業に出資したり事業支援したりしている。
     コア事業はWEBマーケティング事業のようだが、同社自体も若い従業員に支えられた情熱あふれる企業として存在している。
     但しこれまでの株価は比較的穏健な状態が見られる。何もこんな無配のセントレックス銘柄に投資など必要はないという投資家も多いのか、直近の3期間の業績が前期こそ黒字化はしたが、その前の2期間で13.5億円の赤字を計上。評価がしにくいこともあるのか株価はほぼ600円から1000円程度の範囲で変動を続けています。
     夢を見たい投資家はこうした企業にリスクマネーを投じることになるのですが、現実のことを考える投資家は無配株よりきちんと利益が出ていてしっかりと配当も出せる企業に関心を寄せると考えられる。


     同じ日にテノックス(1905・JQ)の個人投資家向け説明会が開催された。皆さんもご存知の典型的な不人気銘柄の代表とも言えるバリュー銘柄だ。
     同社は2020年7月に設立50周年を迎える基礎工事業界の大手企業で技術開発指向で着実な業績を上げてきた。
     今期は予想EPSは100円で配当性向30%を掲げて1株配当金30円を実施する予定。

     説明会の詳細は筆者の印象は有料メルマガでご報告致しますのでそれをご覧願いたいが、初めてのIRセミナーだったため多少は不備な点も感じられたが社長のプレゼンはまずまずの印象。株価は850円以下で低迷し配当利回りが3.5%台の水準で推移。時価総額は58億円台で期末の予想保有現預金80億円を大きく下回っている。


     こうしたバリュー銘柄は日本の株式市場に数多く存在している。
     数多くのバリュー銘柄が復活することが株式相場全体の復活にもつながるのではないかと多くの投資家が期待を寄せているのかも知れません。

     バリュー銘柄を中心に自社株買いが活発化していることもあり、需給面での良さが感じられる昨今だから、時価総額の大きな多くのバリュー銘柄が一斉の株高に向かうシナリオが描けると案外上昇相場の息は長くなるのかも知れません。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)




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