2人の元気な米国人高齢者が大統領選で一騎打ち。特にトランプ大統領はコロナに感染してからも復活して選挙活動に精力的に臨んだ。勝利の女神は果たしてどちらに微笑みかけるのか?


 そうした2020年11月の秋。

 米大統領選を前に株式相場は停滞を余儀なくされている。リスクテイクは結果を見極めてからでも遅くないとの判断が働いての調整場面。投資家はリスクテイクを控えて様子見するか、リスクオフを優先するため、こうした株価の調整場面を迎えることになる。

 株式相場は3月のコロナショックを経て一旦は年初来高値水準まで戻ってきたが、その後は直近の短期的な調整を経て、大統領にどちらが当選し、その結果としてどういう方向性が打ち出されるのか確認しようというのだろう。


 株式投資では安い時に買って高くなったら売るというスタンスが当り前のように求められるが、買うべきタイミングは案外難しいものだ。

 時間分散しながら投資する機関投資家のような行動は取れない資金が限定された多くの個人投資家にとっての行動は取り敢えずのリスクオフ。様子見しながら攻める場面が見出せればタイミング良くリスクテイク。その格好の投資タイミングが数か月間のリスクオフ投資家にとってはやってくるのか、それとも欧米でのコロナ感染拡大を見据えて当面は様子見と決め込むべきか微妙な状況となってきたと言える。

 11月初旬の四半期決算の発表の時期を迎えて企業業績動向を見定める必要も出ているが、株価が低迷する局面こそ投資チャンスと言える。


 株は安い時にこそ仕込むべき。米大統領選明けからの展開を皆様とともに見守ることにしたい。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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