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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「需給を強く意識し分散投資で守りを強化して荒れる相場へ対応」=
 (有料メルマガ第373回・2016/3/22配信号)

※2016年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


 『幸運の女神さまは細部に宿る』そう考えて、セコイと感じる思いを封じ込めて、細かい計算をしています。

 買値より大きく下落した銘柄を損切りして買い戻したり、とりあえず買い戻しをしないで、手放したままにしてリバウンド力の強い株にシフトを行ってきました。

 籠城戦を覚悟したことで、配当利回りの高い銘柄や、配当優待利回りの高い銘柄にシフトすることで、短期間に10%以上リバウンドした銘柄も結構でました。

 3月の優待銘柄については優待単元にだけ投資して、目いっぱい分散させてきたことから、キャピタル・ゲインを取ってしまうと優待を取れなくなるというジレンマを抱えることにもなりました。


 私は基本的には配当優待利回りの高い銘柄群はホールドする覚悟をしています。つまり私の場合の問題は優待単元以上に買うことができた銘柄と、配当利回りが高い銘柄をどう処理するかということになります。

 あと、絶対売るつもりのない優待銘柄で、含み益が大きくなってしまっている株も、高齢になった時に現金にシフトする必要が出るかもしれないので、今回の損を利用して、益出しをしておいて買戻し、将来売ったときに税金を取られないように準備しておく。そのような作業も実行しています。


 株の損失については確定申告をして、来年以降に繰り延べることも可能ですが、今年のうちにできることは、なるべくやっておきたいと考えています。


【中略】


 以上のコラムに書いた17銘柄については、いずれも配信日の株価よりプラスになっていましたが、3月19日には上げ幅を大きく縮小して、下げてきた銘柄もけっこうありました。これから3月配当や優待の3月の最終権利日の3月28日までに、更に下げてくれば高配当優待利回り株を手に入れることが可能になります。


 私は持ち株数によるランクアップのある銘柄などについては、更に下げたらランクアップ分まで買い増しをしようかということも考えながら、株価の動きと投資資金のバランスを計算しながら株価をウォッチしています。

 やはり非優待銘柄より、優待銘柄のほうが個人投資家には人気があるようで、出来高の小さな優待銘柄は、個人投資家の買いで上昇率が高いように感じます。


 しかし、非優待銘柄の中にも3月に配当がある高配当の低PERかつ低PBR銘柄も存在します。

 私が最近気が付いた高配当の非優待銘柄を2銘柄ほど取り上げておこうと思います。ともに3月にだけ配当のある銘柄です。


【中略】


 今年は、乱高下の激しい状況が続いています。無理をしないで精神的な余裕が維持できるように、慎重な投資を続けていくべきだと考えています。

 株価の戻りは高配当優待銘柄のほうが順調な印象を受けていますが、業績などには関係なく急落した時に、企業内容を把握していると、投資するべきか、やめるべきかの決断が素早くできると考えて、企業の分析を続けています。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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